その数、年間43億膳。廃棄される竹割り箸を活用した「TAKEZEN TABLE」
普段何気なく使用している割り箸。木製と竹製の2種類があり、前者は紙などに再利用されるが、後者は繊維が残るため再利用が難しく、国内だけで年間約43億膳もが廃棄されているという。
そんな問題を解決するために生まれたのがアップサイクルテーブル「TAKEZEN TABLE」だ。
価格は7万6,000円〜13万7,000円(税込・送料別)
すす竹色と白色の使用済み割り箸を組み合わせて表現された木目は言われないとわからない暗い滑らかな手触り。
今回は4種類のデザインが展開され、斜め上に流れる模様の「TOGETSU」、山形が向かい合う模様の「KANGETSU」、山形が一方向に流れる模様の「KOUJIN」、小口面を強調した模様の「IZUMO」というラインナップ。
それぞれ天板でおなじみのメラミン化粧板と同様の表面硬度を有しているのもポイントだ。
天板サイズは3種類
①奥行400mm×幅600mm×厚み30mm
②奥行600mm×幅1000mm×厚み30mm
③奥行700mm×幅1200mm×厚み30mm
天板と合わせるのはアイアン脚。
シンプルな「スクエア型」、スクエア型をスリムにしたような「フラットパー」、ワークデスクにぴったりな「Z型」、なかなか見かけない「N型」の4種類から自由に選ぶことができる。
自身での組み立てが必要だが、ネジをはめるだけなので15分もあればできる
同製品を手がける「TerrUP」の代表は発売に際して次のようにコメント。
「今回は竹割り箸を使いましたが、世の中にはまだまだ”未知なる素材”であふれています。例えば内装などに使われるデザイン性豊かなふすま紙は加工上、どうしても最後まで使い切ることができずそのまま大量に捨てられています。TerrUPではこのように廃棄せざる得ないものをアップサイクルし、多くの人が工夫すれば再利用できるものを京都から発信し、目を向けるきっかけをつくりたい」
エシカルマインドとデザインどちらもを追求したTAKEZEN TABLEを、自宅やオフィスにぜひ取り入れてみては?詳しくは、コチラの公式サイトからチェックを。