信託銀行がつくる「サステイナブルビール」?廃棄食材から生まれた「WASTE 2 BEER」
廃棄食材を活用したサステイナブルビール「WASTE 2 BEER」が完成し、10月から4種類の発売が発表された。このビールに注目するポイントは、生みだすもととなったのが「信託銀行」だというところ。
同ビールを活動の第1弾として誕生したのは、「三菱UFJ信託銀行株式会社」が提供するプロジェクト「Dprime Lab」。
2022年4月にローンチされたパーソナルデータを管理・運用する情報銀行サービス「Dprime」において、個人ユーザーがデータ提供により、企業と社会課題解決に資する商品を共創するプロジェクトだ。
このたび、提供された多様なデータをもとに、クラフトビールメーカー「AJB Co.」とサステイナブルなビールの開発に挑戦。 今年8月には4種類の廃棄予定食材を使ったビールのパイロット版を作成。そして、ユーザーデータを活用し、フードロス削減にも貢献する「WASTE 2 BEER」が誕生した。
© Dprime Lab
展開される4種類のクラフトビールの材料は、グレープフルーツジュース、グレープフルーツピール、カカオハスク、パイナップルジュース。
従来の年齢・性別といった切り口での分類ではなく、“クラフトビールへの嗜好度”“好きなお酒の味とライフスタイル”“フードロスへの関心度”といった豊富なデータを持つ、情報銀行ならではの切り口で開発された「WASTE 2 BEER」。
個人ユーザーに最適化された味を目指して完成されたビールの飲みごたえがどのようなものか、興味・関心をそそるサステイナブルなビールとなっている。
© 三菱UFJ信託銀行 / YouTube
『DprimeLab「WASTE 2 BEER」』
【特設WEBサイト商品紹介ページ】
https://www.tr.mufg.jp/dprime/lab/01/index.html
Top image: © Dprime Lab