廃棄されるホエイ(乳清)を活用した「京都のミルクせっけん」
廃棄されるホエイ(乳清)を活用したサステイナブルな固形せっけん、「京都のミルクせっけん」が発売した。
かやぶきの里として知られる京都府美山町。その地でわずか2軒の酪農家が手がける貴重な生乳を使って作られているのが、特産の「美山牛乳」と「美山チーズ」だ。
貴重な生乳から作られる美山チーズを作る過程では、仕込んだ生乳の約8割がホエイ(乳清)となるが、このホエイは、栄養価が高いにも関わらず、これまですべて廃棄されていたのだという。
しかし、ホエイには美容成分が豊富に含まれ、特に保湿性に優れていることから、その特性をなんとか活かせればと、せっけん作りに必要な水の代わりにホエイを用い開発されたのが、「京都のミルクせっけん」だ。
水を一滴も使用せず、引き締め成分として芦屋の職人が採取した海塩を配合。せっけん素地・ホエイ・牛乳・海塩わずか4つの原材料でできているという。
乾燥にも気をつけたい今の時期、自然の恵みを無駄なく使ったこんな保湿せっけんを選ぶのもアリ。
©株式会社アーク
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『京都のミルクせっけん』
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