代替ミルクの主流は「ポテトミルク」に!?
2月からイギリスのスーパーマーケット「Waitrose」にて、スウェーデンのスタートアップが開発を手がけるポテトミルク「DUG」が販売され始めた。現在、同国の220店舗で購入可能だ。
どんな業界でも気候変動への対策が求められるようになった現代では、牛乳はその製造過程で排出される温室効果ガスの多さから敬遠される傾向にあり、そのヘルシーさも相まって植物性の代替ミルクに注目が集まっている。
その動きは顕著で、ソイミルクやオーツミルク、アーモンドミルクだけでなく、ヘンプミルクやカシューミルク、セサミミルクなど、非常に多くの代替ミルクが登場している。
そんななか「Waitrose」が代替ミルクの主流になると考えているのが、ポテトミルクだ。彼らは「Food & Drink Report 2021-22」というトレンドレポートを公開しており、ポテトミルクは低糖質で飽和脂肪酸の含有量が少ないことを理由に、多くの人々に支持されるようになると予測している。
ちなみに、ジャガイモはほかの代替ミルクの原料と比べてカーボンフットプリントが低いといわれているそうだ。
つまり、ポテトミルクは代替ミルクのなかでも、とくに高いポテンシャルを持っているということ。
日本でもすぐにポテトミルクが飲める日がくるに違いない。
Reference: FOOD & DRINK REPORT 2021-22 / Waitrose
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