「インポッシブル・バーガー」がついに学校給食のメニューに採用【アメリカ】
欧米を中心にその支持を拡大し続けている代替肉メーカー大手の「Impossible Foods(インポッシブル・フーズ)」。
世界最大級のスーパーマーケット「Walmart(ウォルマート)」やあの「BURGER KING(バーガーキング)」との取り引き&メニュー開発で知られるブランドが次にタッグを組むのは、なんと......学校だ。
©2021 Impossible Foods Inc.
このたび、同社が展開するブランドのひとつ「Impossible Burger(インポッシブル・バーガー)」が、アメリカの学校給食のメニューとして、政府当局から正式に承認されたという。
「USDA(アメリカ農務省)」の「Child Nutrition Labels(子どもの栄養成分表示)」を取得した給食メニューは、5月、パートナーシップを結ぶ複数の学校からスタート。
また、バーガーのみならず、タコス、フリートパイ、インポッシブル・ミートのソースを使ったスパゲッティなども給食のメニューとして提供されるようだ。
メーカーいわく「子どもたちにとっては、家庭での食事同様、ほぼ毎日口にすることになる給食に代替肉のメニューが加わることで、幼いころから環境問題について触れるキッカケになる」とのこと。
サステイナブルな社会について、食を通じて学ぶ。まさに“食育”ともいえる「Impossible Foods」のこの施策が、今後、どのような展開をみせるのか注視していきた。
©2021 Impossible Foods Inc.
©2021 Impossible Foods Inc.
Top image: © 2021 Impossible Foods Inc.