意外と知らない。車内ダッシュボードの「温泉マーク」みたいな、アレ

朝夕の気温が徐々に下がり、だいぶ秋めいてきた今日このごろ。さすがにまだ冬支度は早すぎるが、冬が近づくにつれ、ドライバーはフロントガラスの曇りへの備えを始めなければならない。

というのも、車内と車外で気温差が大きくなったり、空気中に含まれる水蒸気が多くなると、フロントガラスが曇り前方の視界が悪くなる。そんな経験はないだろうか。

「結露」が原因で発生するこの曇り。なんでもイギリスではフロントガラスが曇ったままでの運転は危険行為にあたり、罰金や減点の対象ともなるんだとか。

さて、そんなドライバーを悩ませるフロントガラスの曇りを、手っ取り早く解消する方法があるとYouTubeチャンネルで紹介しているのは、自動車関連のトピックを扱う動画クリエイター@automartkm。

「え、たったそれだけ?」
「5秒で解決するじゃないか!」

といった具合に視聴者からはいいねの嵐。一夜のうちに拡散された様子。では、その5秒ハックとはどんなものなのか?

動画の内容からかいつまんで説明するとこんな感じ。

①エアコンをONにし温度を上げる
②デフロスターをONにする

以上、これだけ。

エアコンは車内の湿った空気を吸い出し、乾燥した空気へと置き換えてくれる。これに加えて空調システム「デフロスター」を作動させれば、たちどころに結露を取り除いてくれるというわけだ。

ちなみに、デフロスターというこの機能。愛車のコンパネ部、エアコンスイッチの周辺に四角い温泉マークのようなボタンがないだろうか。アレのこと。

クルマに詳しい人からすれば、なんのことはない話だが、意外と知らない人も多いみたい。次回、結露や霜が降りて困った際には、“四角い温泉マーク”をポチってみて。

Top image: © iStock.com/kenneth-cheung
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