私たちは、体の“どこ”で愛を感じているのか……？

人間の愛にはさまざまな形があるが、私たちはそれを、体内の"どこでどのように"感じているのだろうか。

新たな愛の研究が、私たちの中では「さまざまな愛の種類が体の異なる部位で感じられ、その感じ方の強さも異なっている」ことを明らかにしたらしい。

これは、研究者らが恋愛、性的愛、自己愛など27種類にわたる“愛のかたち”を感じる体の部位ごとにマッピングし、それが私たちの身体にどのように影響しているか調査したもの。

その結果判明したのは、すべての愛の種類が、頭部で特に感じられるということだ。

「最も強い愛のかたち」は全身に広がって感じられるそうだが、胸部などで局部的に感じる愛も存在するという。

さらに興味深い結果として、身体的・精神的な感じ方の強度と愛による快感には、強い相関関係があることが示された。つまり、どのようなかたちの愛であれ、体内で強く感じるほど心でもより強く感じられ、快感をもたらすのだ。

この結果は、愛の感じ方における新たな科学的視点を開いたと言える。いずれは、特定の愛に対する感受性や、反応の差異を持つ要因が科学的に解明される日が訪れるかもしれない……。