【研究結果】Twitterでのフェイクニュースに対する「正しい指摘」は逆効果?

インターネット時代における大きな問題として、世界中で取り上げられている「フェイクニュース問題」

国による規制や企業による対策(たとえば「Twitter」は、記事を読まずにリツイートしようとした場合には警告が出るなどの機能を設けている)がおこなわれているが、未だ解決には程遠いのが現状だ。

そんな「フェイクニュース」に関して、このたび興味深い研究結果が示された。

なんとフェイクニュースを拡散する人に対して、正論を突きつけることは、かえってその人物のツイートの質が低下し、偏り有害性が強まるというのだ。

「エクセター大学」のMohsen Mosleh氏が率いるチームは、研究において、あるフェイクニュース11件を拡散しているTwitterユーザー約2000人を特定

そして、用意したフェイクニュース訂正用アカウントから、ファクトチェックサイト「Snopes.com」のURLを貼り付けて、そのニュースが虚偽のものであるとリプライしたのだとか。

その後、内容を訂正されたユーザーのツイートを追跡し、分析をおこなうと、彼らの新たなリツイートの精度がさらに悪化。また、使用する言葉も、より過激な内容になる傾向がみられたという。

真実を伝えることがハレーションを起こすというまさかの結果だが、人から間違いを指摘されても、すぐにはなかなか認めづらいというのが人の心というものなのかもしれない。

それでは、フェイクニュースを見かけた場合にはどうすればいいのだろうか......。人間の性に根差すこの深い問題の解決には、まだまだ時間がかかりそうだ。

Top image: © iStock.com/Chainarong Prasertthai
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