ポストスマホ時代のデバイス降臨!?手のひらに情報を表示する「 Ai Pin」

スマホの代替となりそうなデバイスには、スマートグラスやARヘッドセットなどがある。しかし、ポストスマホの最有力候補は、「Humane」が開発した「Ai Pin」かもしれない。

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これ、まるで小さなバッジのようなウェアラブルデバイス。なんでも、洋服に挟んで使うんだそう。

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「Ai Pin」は、スマホと同様にタッチしたり話しかけたりすることで操作できるが、スマホと違うのは「Laser Ink Display」という機能を備えている点。

なんと、「Ai Pin」に内蔵されているプロジェクターが、レーザーで手のひらに情報を表示してくれるという。

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手のひらを傾ける、指を動かすなどの動作をすると、表示される情報の切り替えができるらしい。

スマホとは異なり必要最低限の情報だけが表示されるから、だらだらと画面を見続けるのを防げるかもしれない。

搭載されている機能は豊富で、通話やテキストメッセージ、検索、翻訳と通訳、音楽再生……など、あらゆるタスクをこなしてくれるとのこと。

加えて、カメラがあるため写真や動画の撮影ができるし、画像認識も可能だから自分の周囲にあるものや手に取ったものの情報も調べられる。例えば、目の前にあるフルーツについて質問すると、栄養価などを教えてくれるそうだ。

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メッセージのやり取りや撮影した写真、メモなどは「.Center」と呼ばれるポータルに保存され、スマホやパソコンでアクセスすればチェックできるようだ。

また、「Catch Me Up」という機能も特徴的で、「Ai Pin」に向かって「Catch Me Up」と言えばメッセージや着信履歴などのなかから重要度が高いと思われるものをまとめて伝えてくれるという。

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なお、「Ai Pin」はアメリカで11月16日より販売が開始される予定。価格は、699ドル(約10万5000円)からとのこと。

「Ai Pin」の詳細はこちら

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