「休日副業」が新スタンダード!?広がる「副業」のホンネを聞いてみた。
近年、企業によっては柔軟になってきた感のある「副業」について、就活サイト『あさがくナビ』や転職サイト『Re就活』などを運営する「株式会社学情」がアンケート調査を実施。
稼働時間は?希望収入は?
20代の社会人269名を対象としたその結果を、順を追って紹介していこう。
まず「副業に割きたい時間・割ける時間の目安」から。
これは「週1〜4時間(48.0%)」「週5〜9時間(33.8%)」「週10時間以上(16.4%)」「週1時間未満(1.8%)」という結果に。
「副業する時間」は、「休日(87.6%)」がダントツの1位。「勤務後(59.1%)」が2位、「長期休暇中(25.3%)」が3位に続くランキングに。
具体的なコメントとしては、「平日は本業に集中したいので、副業は休日に取り組みたい」「休日にまとまった時間を確保したほうが効率的だと思う」「本業の前に疲れてしまうといけないので、勤務後や休日の時間を活用したい」「残業がない日の、勤務後の時間を活用したい」などが寄せられた。
また、「副業の仕事に取り組む際に、希望する働き方」は、「リモートで仕事をしたい」「どちらかと言えばリモートで仕事をしたい」が合わせて76.4%。
一方、「どちらかと言えばオフィスに出社して仕事をしたい」「オフィスに出社して仕事をしたい」は合わせて8.0%のみ。
リモート派が圧倒的多数であった。
最後に、肝心の「副業で得たい収入」について。
こちらは「月1〜4万円(44.4%)」が最多。次いで「月5〜9万円(34.7%)」「月10万円以上(19.6%)」という順位であった。
さて、結果を要約すると、「休日に1〜4時間リモート稼働し、月1〜4万円の収入がほしい」というのが、多くの人が副業に望む働き方のよう。
今後、政府もいっそう奨励していくことが見込まれる副業。うまく取り入れ(たり取り入れなかったりして)、よりよい生活を目指していきたい。
『調査概要』
【調査期間】2023年11月1日~2023年11月12日
【調査機関】株式会社学情
【調査対象】20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
【有効回答数】269名
【調査方法】インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。