砂漠の国で進む、環境に優しいビジネスを生み出す「教育の緑化」

砂漠の国・アラブ首長国連邦(UAE)で進む、環境問題への取り組み。

これまで生活空間ファイナンスに向けられてきたが、今度は“教育”を通じて、新たなプロジェクトが展開されるようだ。

この記事の要点

・UAE教育省は、緑化教育ハブを立ち上げ、COP28に向けて教育と気候問題への取り組みを強化していった。

・このハブは、気候変動対策における教育の重要性を強調し、持続可能な未来に向けた学生のエコプレナーシップを促進する。

・教育機関は教師の研修や、充実したリソースの提供、カリキュラムを越えた枠組みの構築を進める。

先月、UAEの教育省は“教育の緑化”に向けた新プロジェクトを発表した。「Legacy from the Land of Zayed(ザイドの地からの遺産)」というテーマのもと、緑化教育パブを設置。環境に関する250以上のワークショップ、127の国際セッション、151の国内セッションが用意され、学生を主体とする革新的なアイデアの構築が目指されるという。

さらにプロジェクトの一環として、エコプレナーシップ(環境に配慮した起業)を促進するため、学生に資金を提供。優秀なビジネスアイデアを実用化につなげ、エコ起業家の輩出を促すようだ。

また、学生はエコリテラシーや持続可能な開発についてのパネルディスカッションに参加する一方、教育機関は教師の研修や、充実したリソースの提供、カリキュラムを越えた枠組みの構築を進める。

「Khaleej Times」が伝えたところによると、教育省のAl Shamsi氏は、「エコスクールモデルを採用し実施する責任は、教育機関にある」と、プロジェクトの重要性を強調。この取り組みは、先のCOP28の議題に「教育」が含まれる必要があるとの強い認識が背景となっていたようだ。

次世代の環境起業家を育成し、問題意識と対処能力を高めるための重要なステップになるだろう。

参照元: Khaleej Times

本記事はGeneraitve AIを一部活用して制作しております。

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