コンビニより手軽で自販機より実用的、「無人コンビニ」時代がやってくる!
2019年に山手線の高輪ゲートウェイ駅にできたAI導入の無人決済店舗「TOUCH TO GO」は、“無人コンビニ”として注目を集めた。近年、コンビニを中心にセルフレジを導入する店舗も増え、会計時の時短はわれわれの日常になっている。
さて、「TOUCH TO GO」の開業から4年。「ファミリーマート」と「ANA FESTA」、そして東急ストアとの協業によって、今では全国に100店舗を超える無人決済店舗システムが導入されている。
そして新たに、これまでノウハウを生かした最省スペース&24時間稼働の新プロダクト「TTG-SENSE SHELF」が発表された。同プロダクトを一言で表現するならば、“買う前に商品を手に取れる自動販売機”といったところだろうか。
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さまざまな顧客との会話のなかで、「より省スペースでの出店の希望」「食品以外の専門店商材の展開」という声を受け、商品棚1本から展開可能な同プロダクトの開発に至ったという。
従来の簡易的な無人販売といえば自販機だったが、商品を「戻す」ことはできない。だが「TTG-SENSE SHELF」は、「戻す」が可能なため、自販機では扱いづらかった雑貨や化粧品、アパレル、箱菓子なども扱うことができるようだ。
駅や空港、商業施設などのデットスペースにも手軽に出店できるため、企業としても広告的価値の向上につながる要素となるはず。時間の効率化が望まれる現代、コンビニの進化も止まらない……。
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