パリ五輪のメダルがお披露目……デザインの一部に「エッフェル塔の鉄片」を使用

今夏開催されるパリ・オリンピックのメダルデザインが公表された。そのデザインには、これまでとは一線を画す要素が盛り込まれている。

なんでも、「エッフェル塔」の金属の一部がメダルの中心に施されているのだとか。

メダルをより特別なものにしたいとの思いから、世界的ジュエリーエキスパートの「ショーメ（CHAUMET）」に製作を依頼。金属はエッフェル塔の改修工事中に保存したホンモノの鉄片とのことで、色もわれわれが知る“エッフェル塔の茶色”ではなくて、ペイント前のオリジナルのままだそう。

それが、フランスの国土を表す六角形のシルエットでメダル中央に据えられ、その周りを囲う立体感のあるラインは、フランスの輝きと選手の活躍の両方を表している。

フランスの宝・エッフェル塔と金、銀、銅のメダルをかけ合わせたデザインは、開催地のシンボルとオリンピックの歴史をかけ合わせた革新的なものに。

この夏は、選手の活躍とともにメダルの輝きにも注目したい。