一人暮らしの「ローリングストック」に野菜はいかが?
東日本大震災から13年が経った2024年は、能登半島を襲った大地震で年が明けた。その後も各地で地震が頻発、あらためて日頃の備えの重要さを実感している人も多いだろう。
そんななか、ローリングストックが新たに注目されつつあるようだ。
ローリングストックとは、普段から食べるものを備蓄し、使ったらその分だけ買い足していくという備蓄法。定期的にストックした食品を食べて、食べた分だけまた買い足す。食べながら備えることができるため、レトルト食品のような“足が短い”食品でも非常食とすることができる。
だが、こうした備蓄食(非常食)は栄養の観点から見ると偏りが発生してしまうもの。非常時を見越したものであることを思えば致し方なしと割り切れるが、想定外の“非日常”だからこそ、口にするものがいつにも増して重要になってくるに違いない。
さて、前置きが長くなってしまったが、そんな非常食にサステイナブルなアプローチで取り組むプロダクトをご紹介。
乾燥野菜ブランド「OYAOYA」が、ローリングストック用の定期便「備蓄用の乾燥野菜ミックス」を開始した。
京都北部エリアの若手農家と連携し、旬の時期に採れた市場に出回らない規格外野菜を添加物を加えずに乾燥させたもの。玉ねぎ、きゅうり、ドライトマトのほか聖護院大根など、どれも普段使いにも適した乾燥野菜だ。
ちなみにOYAOYAの乾燥野菜は180日間常温保存可能。季節ものの野菜も乾燥ならば旬を問わずいつでも楽しめるし、干し野菜を活用した常備菜をつくれば、疲れて料理する元気が出ない日や、野菜不足を感じる日にもいい。
実家を離れ一人暮らしをはじめたとたん、栄養バランスが崩れるというデータもある。不足しがちな野菜を補い、同時にもしもの時の備えにもなる。さらに言えば、フードロスの削減にもわずかながら貢献できるというのもいいじゃないか。
非常食の考え方も大きく変わってきていることを、あらためて認識させられる。
『OYAOYA「備蓄用の乾燥野菜ミックス」』
【価格】1824円(税込)
【内容量】80g
【公式オンラインショップ】https://oyaoya-kyoto.com/products/rolling-stock