SDGs先進ホテルが提案!「プライムソイミート」などのサステイナブル次世代グルメ

2023年は、植物性代替食品を使用するなど食のサステイナビリティがより推進されそうだ。

そう期待させるのが、ホテル界の“元祖御三家”のひとつとされる名門「ホテルニューオータニ」が取り組む「食のSDGs」。

2022年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞を受賞した「不二製油株式会社」が展開する「プライムソイミート」や「株式会社ZENB JAPAN」が販売する黄えんどう豆100%の「ゼンブヌードル」など、植物性代替食品を使用したメニュー開発に取り組み、館内直営レストランにて提供している。

©株式会社ニュー・オータニ

いくつか紹介していくと、まずはホテル最上階に位置し、地上144mの高さから東京を一望するビュッフェダイニング「タワーレストラン」

「プライムソイミート」を使⽤し、炒めた野菜から出た出汁とトマトでじっくりと煮込んだイタリア⾵料理「大豆ミートのトリッパ風 トマト煮込み」など、大豆・豆乳製品を使用したメニューを多数提供。

©株式会社ニュー・オータニ

コーヒーショップ「SATSUKI」では、植物由来の原料で作られた"大豆ミートパティ"をデミソースに絡めたボリューム感満載の健康志向バーガー「SATSUKI新東京バーガー(大豆ミートパティ)」が楽しめる。

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館内にある「パティスリーSATSUKI」にて販売されている「レーズンサンド」は、大豆由来の植物性バター「豆乳クリームバター」をたっぷりと使用。クリームは植物由来の軽い口当たりが特徴だ。

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ほかにも、ビュッフェダイニング「タワーレストラン」中国料理「大観苑」「KATO'S DINING & BAR」コーヒーショップ「SATSUKI」では、黄えんどう豆100%の「ゼンブヌードル」を採用したメニューを開発。

環境負荷や食品ロスを減らすだけでなく、素材本来のおいしさや栄養素を引き出し、「おいしく、健康、環境にもやさしい」三拍子そろった「新しい主食」を提案している。

©株式会社ニュー・オータニ

「ホテルニューオータニ」は、「SDGs」という言葉が普及する以前から、1999年5月には館内にコンプストプラントを導入して1日約5トンの生ゴミを有機堆肥に再利用することで食品ロス実質ゼロを実現するなど、「食のSDGs」に取り組んできた。

“美味・環境・健康”三方よしの多彩なサステナブル×ラグジュアリーメニューの提供を名門ホテルが拡大し続けるのは、いまという時代をよく表しているのはないか。

© ホテルニューオータニ(東京)【公式】 / YouTube
Top image: © 株式会社ニュー・オータニ
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