「昆虫食ガチャ」には、遊び心と未来への希望が詰まってる

近年、無限の広がりを見せる「〇〇ガチャ」。
 
行き先不定の「飛行機ガチャ」や、金額以上の豪華景品が当たるガチャもある。山ほどあるなかで共通しているもの。それは「なにが出てくる(ゲットできる)かわからない」というワクワク感。
 
これが、意外とマッチするのがお酒の席
 
関東を中心に9店舗の展開をみせるBAR「The Public Stand」に、この4月より斬新なガチャが設置された。その中身というのが……。
 
なんと、昆虫食ガチャ
©株式会社アールオーエヌ

近年、次世代フードとして注目される昆虫食。高タンパク、低脂肪で栄養価が高いという利点だけでなく、飼育効率が高く環境負荷も少ないというメリットも見逃せない。

SDGsの達成にも大きな影響を与える食材として注目される昆虫は、気候変動をはじめ世界の飢餓や貧困をなくすといった課題解決にもつながると期待されている。

とまあ、昆虫を食料として活かす動きは誰もが知るとこととなった現在でも、実際のところどこか罰ゲーム的で、キワモノ感ある“飛び道具”な側面があることも否めない。

なにせ、日常に浸透するまでには至っていないから。

でも、だからこそ飲みの席で、気軽に昆虫食に触れ合ってみてはいかがだろう?そんな意図を昆虫食ガチャに感じずにはいられない。

口にもせず敬遠するより、まずはゲーム感覚で体験して昆虫食に触れる機会を増やす。そこから垣根を取っ払っていったっていいじゃない。

というわけで、昆虫食ガチャの中身はスナック感覚で味わえるコオロギバッタカイコなど全8種以上(コンプできるw!?)。もちろんカプセルは黒い不透明仕様だから、開けるまで、なにが飛び出すかわからない。

前述の「The Public Stand」のほか、系列店のシーシャラウンジ「THE SHISHA HOUSE」カラオケ店「KARAOKE HUNDRED」でも4月30日まで展開中。

1回500円、冒険にはちょうどいいんじゃないでしょうか? 

Top image: © 株式会社アールオーエヌ
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。