イーロン・マスクも追悼。ネット界の伝説となった「イッヌ」天国へ

おどけているのか、気まずいのか……。なんとも言えない“味のある顔”をしたイッヌ。きっと皆さんもXやミームサイトなんかで見かけたことがあるのでは?

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この有名なミーム犬「かぼす」が5月24日、天国へと旅立った。

飼い主がブログに掲載した写真が海外を中心に大バズりし、またたく皆が知る「ミーム犬」となったかぼすちゃん。2013年には仮想通貨「doge」のモチーフとなり、昨年は一時的にXのアイコンに使用されるなど、ネット界のアイコンとして多くの人に愛されてきた。

世界中で偲ばれるイッヌ
イーロン・マスクも追悼

© elonmusk/X

伝説のイッヌの死は、またたく間にネット界のトップニュースに。国内外のメディアで報じられただけでなく、あのイーロン・マスクさえもが自身のXで追悼の意を表したほど。

さらに、その死を悼む人はネット以外にも。先日佐倉市で行われたお別れ会には500人以上の人が参列したという。

© kabosumama/Instagram

“想像もつかなかった”ワンコライフ

かぼすは3年前に自身の肖像画をオークションに出品し、収益100万ドル以上を「セーブ・ザ・チルドレン」など国内外の慈善団体に寄付。我々の実社会にも多大なる貢献をしてきた。

そんな偉大なるイッヌだが、実は複雑な生い立ちが。

悪質なブリーダーに飼われていたところを保護され、殺処分寸前のところで現在の飼い主に引き取られたのだそう。飼い主の佐藤敦子さんは、「(かぼすには)私には想像がつかないような使命があったのかなと思っている」と「ABEMAヒルズ」の取材に対し語ったようだ。

かぼすちゃんもきっとこんなワンコライフを送るだなんて思っていなかっただろう。多くの人に愛され幸せな18年間を送ったことは間違いない。沢山の笑いと幸せを届けてくれたかぼちゃん、どうか安らかに眠ってほしい。しかし、ネット界が寂しくなりそうだ。

Top image: © Beata Zawrzel/NurPhoto via Getty Images
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