あなたの毎日を変える、軽やかで美しい新感覚の「漆カップ」

ミニマムな暮らしやサステナビリティへの意識の高まりとともに、「本当に良いもの」を長く愛用したいという価値観が広がっている。

毎日使うものだからこそ、機能性と環境への配慮を両立させたアイテムを選びたい。そんな願いを叶える、新しい選択肢が登場した。

天然漆なのにパステル!?
使いやすいカラーも登場予定

合同会社「COCOO」が開発した、紙と漆から作られた軽量カップ「KOMLA」。現在、クラウドファンディング「Creema SPRINGS」で予約販売を実施中。ここに11月16日から「ブルーグレー」「アイボリー」「パステルピンク」が登場。老若男女親しみやすいカラーは、もっと多くの人に日常的に漆器を使ってもらいたいという狙いからだそう。

使う道具にこだわりたい、触れる道具は本物を使っていきたい、そう思ういっぽうで使いやすさや手入れのしやすさを優先したりと、利便性から日々の食卓で料理を添える食器は普段使いのソレとなってしまうこともあるだろう。

そういった利便性にも配慮しつつ伝統を現代風にアップデートしたのがKOMLA。重さわずか14g(10円玉約3枚分)と軽量で持ちやすく、継ぎ目のない紙を天然漆でコーティングしているため落としても割れたり欠けたりしづらい仕様。さらには、90℃の湯に100時間浸けても壊れず、繰り返し使う日常の器として十二分な耐久性を備えている。そして、職人による手塗りならではの独特な風合いと相まって、あたたかみある仕上がりもいい。

 森から生まれ、森に還るカップ

「美しくて、だけど扱いがデリケートで、神経質なイメージがあるかもしれません。ですが、作り方を整えるととっても丈夫になるし、衛生面もしっかりしているし、酸・アルカリ・塩分・アルコール、何にでも対応できてしまう万能選手でもあります」。漆という道具の魅力をCOCOO共同発起人・前田愛花さんはこう語る

そうそう、KOMLAという名は木が入り混じって茂った森「木叢(こむら)」に由来する。木から生まれた紙と、同じく木から採取した樹液、そして漆をコーティング──。自然に還る生分解性があり、環境負荷低減にも期待がもてる。

 “森から生まれ、森に還る。”「木叢(コムラ)」は、森を意味している。木から生まれた紙に、同じく木から採取した樹液、漆をコーティング。製造過程において化学物質を使用せず、自然に還る生分解性を有しているため、環境負荷低減への意識も申し分なし。いま、私たちが毎日使いたい道具って、こういうものなんじゃないだろうか。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。