「ロハスフェスタ東京」が提示する、新しいSDGsとの向き合い方

秋風が心地よい10月、東京都練馬区の広大な「光が丘公園」で、ちょっとユニークな祭典「ロハスフェスタ東京2024」が幕を開ける。環境問題への意識が高まる昨今、毎年約5万人を集める同イベントには、単なるお買い物イベントとは一線を画す魅力が。

個性豊かな約300店舗が出店!
「宝探し」気分で掘り出し物を

©株式会社シティライフNEW
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ロハスフェスタ東京2024最大の魅力は、個性豊かな約300店舗が集結するマーケット。一点もののクラフト作品、美しいフラワー雑貨、時を超えて愛されるアンティーク、そして身体に優しいグルメなど、多種多様なお店が軒を連ねる。大量生産・大量消費の波に疲れた心を、一点ものの温もりが優しく包み込んでくれるだろう。

地球にも優しいSDGs体験

楽しみながらSDGsに触れられるイベントとしても注目される同イベント。会場の一角には、家庭で眠っている使用済み天ぷら油や牛乳パックを回収する「エコリサイクルコーナー」が設置される。集められた天ぷら油は、イベントで使用する電力を賄うBDF燃料に生まれ変わるというから驚きだ。

さらに、来場者自身がサステナビリティを体感できるワークショップも充実。使用済みのテント生地を使って、自分だけのオリジナルバッグを作る体験は、モノを大切にする心を育み、環境問題を身近に感じさせてくれるはず。

都会のオアシスで五感を研ぎ澄ます
新しいライフスタイルとの出会い

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ロハスフェスタ東京2024の魅力は、ショッピングやワークショップだけにとどまらない。自然豊かな光が丘公園のロケーションを活かし、五感を刺激する様々なコンテンツが用意されている。

たとえば、NHK講師はたあきひろ氏による自然観察会。子どもたちは、都会では出会えない昆虫や植物と触れ合い、自然の大切さを学ぶことができる内容だ。

近年、エシカル消費やサステナビリティという言葉が注目されている。しかし、何をすればいいのかわからない、何から始めればいいのかわからない、という人も多いのではないだろうか。ロハスフェスタ東京2024は、そんな悩みを持つ人々に新しいライフスタイルを提案してくれるに違いない。環境に配慮しながらも、自分らしくおしゃれを楽しむ。そんな心地よい選択を、体感してみてはいかがだろう。

『ロハスフェスタ東京 2024』

【日程】2024年10月18日(金)〜10月20日(日)
【時間】10:00〜16:30(入場券販売は16:00まで)
【会場】光が丘公園 芝生広場(東京都練馬区)
【入場料】700円(小学生以下無料)
【公式HP】https://lohasfesta.jp/tokyo

👀GenZ’s Eye👀

処理に困る天ぷら油を回収してもらいに行くだけでも“いい気分”なのに、秋のフェスタと聞けばなお気分が上がる。「エシカル」であることは前提で、そのうえオシャレでありたいZ世代としては注目のイベントになりそう。友だちに声かけてみようかな。

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