2025年、あの恐怖が再来する?カレンダーが示す、2020年との意外な「共通点」
2025年、世界に再び危機が訪れる……?そんな不穏なネットミームが、SNSを中心に拡散している。
事の発端は、とあるユーザーが投稿した「2025年のカレンダー」に関する、背筋が凍るような指摘だった。
2020年の再来を危惧する、ある共通点
海外メディア「UNILAD」は、2025年のカレンダーが2020年と奇妙な共通点をもつことを発見し、これがSNSを中心に話題になっていると発表した。
2020年といえば、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が始まった年。世界中が未知のウイルスへの恐怖に包まれ、経験したことのない混乱に見舞われたことは今でも記憶に新しいだろう。
なんでも、人々を不安に陥れている「奇妙な共通点」とは、2025年の1月1日から3日にかけての曜日の並びにあるらしい。
2025年は「WTF」な1年に?
2025年の1月1日は水曜日、続く2日は木曜日、3日は金曜日。「Wednesday」「Thursday」「Friday」。そう、頭文字を取ると「WTF(what the f●ck)」となるのだ。
……馬鹿らし。わかります。しかし、2020年の幕開けも全く同じ曜日の並びだったことから、「2025年もまた何か不吉なことが起こるのではないか」という声がSNS上で拡散し始めているとのこと。
不安の声があがるいっぽうで、多くのユーザーはネットミームとして消化している様子なのでご安心を。なんにせよ、海外ユーザーの目のつけどころはユニークだよなぁ、と感心するばかりだ。
的中率の高さが話題を呼んだ「あの予言」も
しかし、今回の件を発端に再び注目を集めているのが、ブルガリアの予言者「Baba Vanga(ババ・ヴァンガ)」の存在だ。9.11テロやダイアナ妃の事故死を予言したとされ、その的中率の高さから「バルカン半島のノストラダムス」の異名をもつほど。
彼女は来たる2025年について、世界規模の紛争勃発や地球外生命体との接触、そして人類の滅亡を予言している。
もちろん科学的根拠に乏しいと断定する声もあるが、混迷を極める世界情勢、AI技術の急速な進化、地球温暖化の加速……彼女の予言と重なるような事象が、現実に起こりつつあるのも事実だ。
"2025年問題"とでも呼ぶべきこの騒動。私たちはこれをどのように受け止めればいいのだろうか。いたずらに不安を煽るつもりはない。しかし、もしも「世界の終わり」が本当に近づいているのだとしたら、残された時間をどう生きるか、何を大切にするかを真剣に考える必要があるのではないだろうか……。
ともかく、2025年が「WTF」な年にならないことを祈るばかりだ。