応募条件は「醸造秘話」を聴くこと。こだわりがつまった純国産クラフトビール発売

ふらっと立ち寄った旅先で出会う、個性豊かなクラフトビール。その土地の風土や文化を感じさせる味わいに、旅情もひとしお…なんて経験はないだろうか。

そんなクラフトビール好きの心をくすぐる、ユニークなキャンペーンをご紹介。なんと、ポッドキャスト番組と連動して五感を刺激する体験を提供するという。

すべて国産の原料を使用
純日本ビール

クラフトビールのサブスク「Otomoni(オトモニ)」を運営する「Brewtope株式会社」は、サービス開始5周年を記念し、オリジナルクラフトビール「Brewtope #01 和嗜-washi-」をリリース。山田錦やもち米といった国産原料のみを使用した、正真正銘の純国産クラフトビールだ。

原料は金沢百万石ビールのオリジナル酵母、自家栽培の六条大麦、3種のホップなど、同社のクラフトビールへの情熱が、ぎゅっと詰まった一杯になっている。

©Brewtope株式会社

「聴く」体験から「味わう」へ
新たな顧客体験を創出

今回のキャンペーンは、ポッドキャスト番組とも連動。気になる内容は

番外編の「5周年オリジナルビール醸造裏話」回を聴いてクイズに答えると、正解者の中から抽選で1名様に約1年分(360本/15ケース)を、3名様に1ケース(24本)を、5名様に6本をお届けいたします。

というもの。

©Brewtope株式会社

近年、SpotifyやVoicyなど、音声配信サービスの普及に伴い、市場規模を拡大しているポッドキャストサービス。企業が自社のマーケティングツールとして活用するケースも増えているようだ。

同社もまた、独自のポッドキャスト番組「BREWER'S HIGH47」を通してクラフトビールの魅力を発信している。音声コンテンツは映像と比較して、情報が「自分ごと化」しやすく、記憶に残りやすいという特徴があるんだとか。

キャンペーンはすでに終了してしまったが、同番組では「和嗜-washi-」が完成するまでの裏話を聞くことができる。商品への理解が深まり、ブランドへの愛も深まるかもしれない。

今回のキャンペーンは、Brewtopeが消費者とのつながりを大切にした、シンプルながらも効果的なマーケティング事例となった。体験型の要素を取り入れるユニークなマーケティングに、今後も注目していきたい限りだ。

Top image: © Brewtope株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。