一回500円、上野と秋葉原に「日本酒ガチャ」が出現
カプセルトイのマシンを回すと、出てくるのはおもちゃではなく、本物の日本酒。ユニークな体験を提供する新サービスを、JR東日本商事が開始する。
『旅するポケット酒場 ~日本酒編~』、日本各地の美味しい日本酒との偶然の出会いを創出する試みだ。

500円で出会う新しい日本酒
このサービスは、専用コインでカプセルトイを回すと、パウチに詰められた50mlの日本酒が出てくるという仕組み。
ワンコイン500円で、これまで知らなかったお酒を手軽に試すことができる。ポケットに入るほどの小さなカプセルで、気軽に日本酒の旅を楽しんでほしいという想いが、その名前に込められているようだ。
さらに、パウチ裏面のQRコードをスマートフォンで読み込むと、旅番組のナレーションのような音声で、そのお酒や蔵元の紹介を聞けるという仕掛けも。
飲むだけでなく、物語にも触れられる付加価値の高い体験。

専門家が選んだこだわりの6銘柄
カプセルに入っているのは、SAKE DIPLOMAという日本酒の専門資格を持つJR東日本商事のスタッフが厳選した、6種類の純米大吟醸酒と純米吟醸酒。
ラインナップには、津南醸造の「GO~GLANDCLASS」や秋田清酒の「出羽鶴 飛天の夢」といった、国際的なコンクールでの受賞歴を持つ銘柄も含まれているらしい。
このプロジェクトの背景には、飲酒人口が減少する中で、もっと気軽にお酒の魅力や造り手の想いに触れてほしいという願いがある。
偶然の出会いから、お酒を好きになるきっかけを作る。
駅ナカから始まる日本酒の旅
この『旅するポケット酒場』は、2025年6月13日から、地産品ショップ「のもの」の上野店とエキュート秋葉原店にて販売を開始する。レジで年齢確認の上、専用コインを購入する形式だ。
また、カプセルで試して気に入ったお酒は、後日JRE MALLのオンラインショップで720mlのフルボトルを購入できるようになるという。
小さな出会いを、本格的なファンになるまで繋げる設計。将来的には日本酒以外のお酒に入れ替えることも計画中とのことで、今後にも期待したい。
1.『旅するポケット酒場』概要
(1)コンセプト: カプセルの中に新しいお酒との出会いを詰めこんだ新感覚体験カプセルトイです。
(2)ネーミング:「旅するポケット酒場 ~日本酒編~」
ポケットに入るほどの小さなカプセルに入った日本各地の美味しいお酒を、
気軽に楽しんでいただきたいという想いを込めています。
(3)サービス概要 :レジで購入いただいた専用コインをセットして回すと、カプセルに入った本物の
パウチに詰めた日本酒が出てくるサービスです。
(4)内容: 弊社SAKE DIPLOMAが日本各地の美味しいお酒を6種選定しました。
「純米大吟醸酒」2種
・津南醸造 GO~GLANDCLASS(ゴウ グランドクラス)
・秋田清酒 出羽鶴 飛天の夢
「純米吟醸酒」4種
・米鶴酒造 米鶴 まほろば
・沓掛酒造 福無量
・天鷹酒造 天鷹 夢ささら
・峰の雪酒造 大和屋善内
※今後、日本酒だけではなく、お酒の中身を入れ替えることを計画しています。
(時期未定)
(5)内容量 50ml
(6)販売価格 500円(税込)
※設置箇所店舗のレジカウンターで年齢確認の上、専用コインをお渡しします。
2. 販売開始日
2025年6月13日(金)
3.販売箇所
地産品ショップ のもの(上野店、エキュート秋葉原店)
※ECショップ
(お取り寄せきっぷ JRE MALL店 https://www.jreastmall.com/shop/c/c02/ )にて、
カプセル内に封入されている日本酒720mlサイズ商品が購入できます。(販売準備次第)
【地産品ショップ「のもの」公式SNS】