なぜこの氷は、こんなにも静かなのか。支笏湖が用意した冬の答え

なぜ、人がいなくなったあとに、景色は完成するのか。支笏湖の氷濤まつりは、その問いに静かに答える──。

一般観覧が終わったあと、宿泊者だけに開かれる“1時間”。混雑を避けるためではない。最初から「そう味わう時間」まで含めて設計された冬景色が、ここにある。

「氷を見る」のではなく
「水の透明度を体験する」

©一般財団法人休暇村協会

支笏湖氷濤まつりが、他の雪や氷のイベントと一線を画す理由は明快。素材が違う。使われているのは、日本屈指の透明度を誇る支笏湖の水。そのため氷は白く濁らず、光を通す。

昼は自然光で淡く青く、夜はライトアップで青の奥行きが際立つ。ここで目にしているのは造形物ではない。水が持つ透明度そのものが、景色として立ち上がる瞬間だ。

人が消えたあと、景色は完成する

©一般財団法人休暇村協会

多くの人が集まる=価値が高い、とは限らない。氷濤まつりの本質は、一般観覧終了後に訪れる。休暇村支笏湖の宿泊者だけが入場できる「プレミアムタイム」。足音が響くほどの静けさの中で、氷は初めて“景色”になる。

これは混雑回避の特典ではない。体験の完成度を最大化するために切り取られた、意図ある1時間だ。

時間までデザインされた旅は、記憶に残る

©一般財団法人休暇村協会

この宿泊プランが優れているのは、体験が点で終わらないこと。夜のプレミアムタイム、翌日の再入場、会場までの送迎、そして支笏湖温泉。すべてが「寒さ→没入→回復」という流れで設計されている。

旅の満足度を決めるのは情報量ではない。どの時間に、何を体験するかを自分で選べたかどうか。支笏湖の冬は、その選択を静かに肯定してくれる。

2026千歳・支笏湖氷濤まつり

【開催期間】2026年1月31日〜2月23日
【会場】北海道千歳市・支笏湖温泉
※休暇村支笏湖では、一般観覧終了後に入場できる宿泊者限定「プレミアムタイム」付きプランを平日限定で販売予定。

Top image: © 一般財団法人休暇村協会
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