ニューヨーク州、「学校でのスマホ禁止を啓発」するためのマスコットキャラを発表
ニューヨーク州が、州内の学校における授業時間中の携帯電話使用禁止を推進するため、新たなマスコットキャラクターを発表した。
Kathy Hochul州知事がブルックリンの中学校を訪れ、その姿を披露したという。
緑色の毛むくじゃらなマスコット、その名は……
新学期が始まった木曜日、州知事はMS 582中学校の生徒たちの前に、緑色の毛むくじゃらで眼鏡をかけたマスコットと共に登場した。
「Frankie Focus(フランキー・フォーカス)」と名付けられたこのキャラクターは、学校で学ぶこと、教師の話を聞くこと、友達を作ること、そして生徒として素晴らしい仕事(勉学)をすることに「集中(Focus)」していると紹介されたようだ。
『CBS』の報道によると、Hochul知事は、「あまりにも長い間、生徒たちは携帯電話を手に学校に座り、TikTokのダンス動画を見て気を散らしてきました」と述べ、この新たな方針の重要性を強調したとのこと。
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禁止措置の具体的な運用と緊急時の対応
携帯電話の禁止措置は、学校ごとに運用方法が異なるらしい。
ロック可能なポーチを使用する学校もあれば、ロッカーや個人用の棚で保管する学校もあるという。
家庭の緊急事態などで子供に連絡を取る必要がある場合の対応計画も用意されており、生徒自身が緊急通報を行うことも可能。
ニューヨーク市の学校長であるMelissa Aviles-Ramos氏は先月、「保護者が学校に電話をかけた際に誰かが電話に出られるよう、全ての通信システムを整備します」と語っている。
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