慶應発、ウェルビーイングを加速する“呼吸デバイス”こと『シンコキュウ』が先行予約開始
「呼吸のデザインは、暮らしのデザインにつながる」。
そんな思想から生まれた、呼吸を習慣化するためのデバイス『シンコキュウ』が、2025年10月15日からクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行予約を開始する。
PCやスマートフォンに向かう時間が増え、「スクリーン無呼吸症候群」とも呼ばれる呼吸の浅さが指摘される現代において、心身を整えるための新たな選択肢となりそうだ。
穏やかな動きとサウンドが深呼吸へといざなう
『シンコキュウ』は、「運動共感」という、人は目にした動きを自然に真似する傾向があるという性質に着目して開発された。
本体が穏やかに上下する動きとサウンドが、ユーザーを自然と深呼吸へと導くという。
モードは3種類。「フォーカスモード」は集中力を持続させたいデスクワーク時に、「リラックスモード」はストレス軽減や休息時に、そして「寝落ちモード」は就寝時に呼吸を整え、30分で自動停止する。

一度設定すれば、面倒な操作なしで日常に溶け込み、呼吸のリズムを整えることができるのが大きな特徴だ。

英国王立芸術院の研究から生まれたデバイス
このデバイスの開発の起点は、世界最高峰のデザインスクール、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでの「動きそのもののデザイン」に関する研究。
その後、慶應義塾大学での実証実験などを経て製品化に至った。
創業者である三好賢聖氏は、「テクノロジーが集中力や心の余白を奪いがちな今、『シンコキュウ』がさりげなく寄り添う存在として、皆さんや皆さんの大切な人の生活をそっと支えていってくれると嬉しいです」とコメントしている。

クラウドファンディングで最大40%オフ
『シンコキュウ』の一般販売予定価格は33,000円(税込)だが、10月15日から始まる先行予約では、最大40%オフになる数量限定の割引プランも用意される。
また、発売に合わせて、代官山 蔦屋書店やSHIBUYA TSUTAYAなど、都内各所で展示・体験イベントも順次開催される予定とのこと。
ヨガや瞑想アプリが続かなかったという人も、この新しいデバイスで「呼吸を整える」習慣を始めてみるのも良いかもしれない。








