Z世代女性の半数以上がハンドメイドに関心。MERY、SNSがブームを後押しと分析
MERYが運営する「MERY Z世代研究所」が、「ハンドメイドに関する調査」の結果を発表した。
全国の15歳から29歳の女性1,000名を対象に実施されたこの調査では、Z世代女性の半数以上がハンドメイドに興味を持っていることや、その背景にあるSNSの影響力が明らかになっている。
きっかけも、参考にするのもSNS
調査によると、ハンドメイドを「やったことがある」または「やったことはないがやりたい」と回答した人は、全体の54.8%に上った。

ハンドメイドを始めたきっかけとしては、「YouTube」(34%)がトップで、「Instagram」(27.1%)、「TikTok」(20.2%)が続くなど、SNSが上位を占めた。
また、制作の際に参考にしているものとしても、同じく「YouTube」(46.3%)、「Instagram」(30.3%)、「TikTok」(19.7%)がトップ3となり、SNSがハンドメイドブームを強力に後押ししていることがうかがえる。



達成感とデジタルデトックスを求めて
ハンドメイドをする理由については、「達成感が得られるから」が最も多かったが、「無になる時間がほしい」「デジタルデトックスになる」といった、精神的な充足感を求める声も上位に入った。
情報過多の時代において、手作業に没頭することが、デジタル社会の喧騒から離れるための貴重な時間となっているようだ。


実際に作ったことがあるアイテムとしては、「アクセサリー(スマホショルダー、ビーズアクセなど)」(41.8%)がトップで、次いで「推し活グッズ(うちわ、ぬいぐるみ服など)」(24.2%)がランクイン。
SNSで共有しやすいアイテムや、自己表現と結びつくアイテムが人気を集めていることがわかる。




『ハンドメイドに関するMERYアンケート』調査概要
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2025年9月4日〜9月18日
【調査対象】全国の15歳〜29歳の女性
【集計サンプル数】1,000名






