マルセイユがZ世代の新たなホットスポットに、かつての危険なイメージを払拭し人気急上昇
フランスの港町マルセイユが、Z世代を中心としたクリエイターや旅行者にとって、今最も熱いデスティネーションとなっているようだ。
2025年の夏、イットガールや新進気鋭のシェフたちがこぞって訪れたこの街は、かつての「フランスで最も危険な都市」というイメージを完全に払拭しつつある。
クール・ジュリアン地区が若者文化の中心地に
マルセイユのクール・ジュリアン広場は、ロンドンのハックニーやニューヨークのブルックリンのような雰囲気を醸し出しているという。
パリジャンをはじめとするヨーロッパ中のクリエイターたちが集まり、ワインやビールを片手に夜遅くまで語り合う光景が日常化している。グラフィティに彩られた路地や活気あるジャズバンドの演奏が、この街のリラックスしたリズムを作り出しているようだ。
再開発と文化投資がイメージを一新
かつては麻薬取引やギャング抗争の舞台として知られ、治安の悪さが懸念されていたマルセイユだが、2013年の欧州文化首都選出を機に状況は一変した。
6億ユーロ以上の投資による文化インフラの整備や、パンデミック後のさらなる資金投入により、街の浄化と文化振興が進んだことが、現在の人気につながっている。
Z世代にとって、マルセイユは都会的でありながら経済的にも優しく、地中海の絶景も楽しめる理想的な場所として映っているようだ。
モロッコやアルジェリアなど多国籍な文化が混ざり合い、歴史と現代が共存するこの街は、彼らの不安を癒やし、クリエイティブな刺激を与える存在となっている。
洗練されたビーチクラブと活気あるナイトライフ
宿泊施設や飲食店の充実も、人気の理由の一つだ。
岩場に建つアイコニックなビーチクラブ「Tuba Club」や、地中海を一望できるホテル「Les Bords de Mer」などは、シックでありながら気取らない魅力を放っている。また、クール・ジュリアン地区には個性的なバーやクラブがひしめき合い、多様な食文化とナイトライフを楽しむことができる。






