北欧マクドナルドがピクルスを巡る論争に終止符を打つ?嫌いな人が寄付した分を愛好家が無料で増量

北欧のMcDonald’sが、好みが激しく分かれるトッピングの代表格であるピクルスを巡り、ユニークなキャンペーンを始動させた。

これは『Pickle It Forward』と名付けられ、ピクルスを避ける顧客と、それを熱望する顧客をデジタルの力で繋ぐ試みだそう。

嫌いな人が注文から抜いたピクルスを仮想の銀行に貯め、愛好家がそれを無料で受け取れるという仕組みといった内容だ。

画期的システム『ピクルスバンク』

本キャンペーンの主役となるのは、公式アプリや店内のキオスク端末に導入された『ピクルスバンク』という機能らしい。

顧客が注文時にピクルスを抜くと、その分が自動的にデジタルの銀行へと「寄付」される仕組みとのこと。

逆にピクルスを愛する人々は、この銀行から最大四枚までの追加トッピングを無料で引き出すことができる状況だ。

北欧マクドナルドのマーケティングディレクターを務めるスタファン・エクスタム氏は、嫌いな人をヒーローに変え、誰かの喜びへと繋げるポジティブな体験を強調した模様。

好き嫌いという個人の嗜好を、他者への寛容さに変換するポジティブな捉え方。

ピクルスはカリカリとした食感や酸味を熱狂的に支持する層がいる一方、その強烈な風味を敬遠する層も根強く存在し、しばしば激しい議論の対象となってきた。

科学的な研究によれば、こうした好みの違いは幼少期の食習慣だけでなく、遺伝的な要因も影響しているらしい。

リアルタイムデータと限定グッズが彩るキャンペーンの独自の広がり

施策の期間中は、どの都市でどれだけのピクルスが寄付されたかを示すリアルタイムデータが公開される予定だという。

また、SNSや店舗を通じて、キャンペーン限定のオリジナルグッズが当たる抽選も実施される見込み。

インフルエンサーたちも、それぞれの立場からこの「ピクルス論争」に参戦し、コミュニティを盛り上げているとのこと。単なるプロモーションを超え、顧客参加型のエンターテインメントとして北欧全域で話題を呼んでいるらしい。

好みの違いを否定するのではなく、それを分かち合う文化の醸成を目指す同社の姿勢は、多くのファンの心を掴むはずだ。

Top image: © iStock.com / Sviatlana Zhornava
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