体育会系新入社員が、実社会で発揮する「7つの特殊能力」
たいていの体育会系新入社員は、学生時代に理不尽という壁を乗り越えてきている(一部を除いて)。
その悲惨な体験はまったくもって無駄じゃない(はず)。
例えば、彼らは多くの人が社会に出てから学ぶ、こんなスキルをすでに身につけている(可能性が高い)。
ここに挙げた項目は、ちょっぴり乱暴な一般論。あくまでエンタメとして。悪しからず!
01.
「土下座させていただきます」
謝罪上手で怖いものナシ
運動部の世界では、後輩が先輩に謝罪するなんてことは日常茶飯事。ゆえに体育会系新入社員は謝るというアクションに慣れている。じつはコレ、社会では立派なスキルとして評価される。
社会に出ても、最初のうちは何度も失敗もするだろう。社内外で謝るシーンなんていくらでも。そんな時、彼らは強い。
変なプライドが邪魔したりはしない。躊躇なく「申し訳ありませんッ」と言える。相手の反応にオドオドすることもない。真正面から「自分の責任ですッ」と謝ることができる。時には土下座だっていとわない。
そんな堂々たる謝りっぷり(?)に、先輩社員は「いいなあ、コイツ」と思うわけだ。
02.
「はい、喜んで!」
雑用も笑顔でこなす
大きな目標を胸に、やる気マンマンで出社したものの、蓋を開けてみれば雑用の日々・・・なんてよくあること。そこで腐るヤツも少なくないが、体育会系新入社員は逆。雑用にやりがいを見い出す。なぜなら簡単に評価してもらえるから。
雑用には特別な経験もスキルも必要ない。笑顔で「やらせていただきます!」と言って、テキパキこなす。たったそれだけのことでGETする高評価。
彼らにとって雑用は“おいしい”のだ。
03.
「基本、10分前集合ッス」
何はなくとも時間厳守!
タイムマネジメントなんて難しいことはわからない。しかし、体育会系新入社員は愚直なまでに遂行する、10分前集合を。
相手を待つことはあっても、待たせることなんてできない。彼らにとってはジャストタイムすらも遅刻だ。かといって、あまりに早く到着しても意味がない。だから、いつでも10分前。
電車が遅れるなどハプニングが起きたら? 走ればいいだけだ。そのための脚力すらも、彼らは兼ね備えている。
04.
「ジブン、やります!」
宴会芸で盛り上げまくり
体育会系新入社員は、カラダだけを鍛えてきたわけじゃない。宴会芸を磨くことにだって心血を注いできた。
「なんかやってよ」という酔った先輩の乱暴なフリに動じることはない。用意しているネタがある。まだ場があったまっていないカラオケルームでオロオロすることもない。立派に前座としての役目を果たせる。
そう、彼らはエンターテイナーでもあるのだ。
05.
「陰口はちょっと・・・」
チームワークを重んじる
学生時代の専門分野が、たとえ個人競技であったとしても、体育会系新入社員はチームワークを尊ぶ。部活でも仕事でも、一人では決してできないことを身に染みて知っている。
例えば、先輩や同僚が誰かの不平不満を口にしている時、彼らはじっとそれを聞き流す。決して会話に混じらない。
あえて口には出さなくとも思っているのだ。「陰口、カッコ悪い!」と。
06.
「全然、軽いです」
重い荷物はお任せ
やせ我慢じゃない。カバンがパンパンになるような分厚い資料だって、ダンベルに比べれば軽いもんだ。
07.
「ごちそうさま!」
昼食時間は短いのが当たり前
寮生活を送ったことのある体育会系新入社員なら尚更。お行儀は別として、「早食い」という技を持っている。
新人時代は慣れないことばかりで、時間が不足するものだが、彼らはその技を駆使して、昼休みの30分を捻出する。しっかりとエネルギーを蓄えつつも、ちょっとしたスキマ時間を生み出すわけだ。
たかが30分、されど30分。それが効いてくる。