美しく危険な海の生物!「境界線」を撮影したら、神秘的な世界が待っていた・・・
海の写真というと水上か水中のどちらかというイメージがありますが、オーストラリアのフォトグラファーMatty Smith氏が捉えたのはそのちょうど真ん中!2つにくっきり分かれた神秘的な写真の美しさには驚きです。
クラゲや珊瑚に、魚の泳ぐ姿。そこに加えて境界線があることで水上と水中の2つの世界を同時に見ることが出来ます。撮影した本人は作品についてこう説明しています。
「僕にとって、海に入る時に最も不思議な感覚を覚えるのは、顔を水につけて水面下の世界へと通り抜ける瞬間なんだ。何か得体のしれない世界へ入っていくような、エイリアンに出くわすんじゃないかとドキドキする。その感覚こそがこの写真に写っているものなんだ」
ちなみに撮影されているのは、カツオノエボシ(電気クラゲ)やクロコダイル、サメなど非常に危険な生物も多数。
彼は「National Geographic」やオーストラリアの写真雜誌「Capture Magazine」など様々な媒体に選出されており、野生動物の撮影では有名な人物。命がけで撮影された写真の数々は美しさだけでなく、どこか圧倒されるような迫力が感じられます。
Licensed material used with permission by Matty Smith