まるで『天空の城 ラピュタ』!ニュージーランドにある「洞窟の星空」が、神秘的すぎる
撮影が行われたのはニュージーランド・ノースアイランドにある「Waitomo Glowworm Caves」。3000万年前からある石灰岩でできた洞窟です。そして、この青白く輝く光の正体は、なんと「土ボタル」と呼ばれる昆虫。ヒカリキノコバエやグローワームとも呼ばれています。
その神秘的な輝きは、一般的に知られている「ホタル」とはまたひと味違った魅力があるもの。ここで紹介するのは、そんな貴重な光を長時間露光で撮影した美しい写真の数々です。
土ボタルから垂れている光の糸は、獲物をとらえるためのもの。最大40cmほどまで伸び、お腹が空いているほどその輝きも強くなるのだとか。
撮影したのはニュージーランドを拠点に活動するメディアアーティスト「Joseph Michael」氏。彼いわく、土ボタルは1年中見ることが出来るもので、夏場は数が多く、冬はその輝きが増すといいます。
オーストラリアやニュージーランドでは、観光資源としても有名なもの。洞窟ツアーで実際に見に行くことも出来るようです。洞窟の中にいながら星空を見上げているかのような神秘的な光景はまるで『天空の城 ラピュタ』に出てくる飛行石のよう。一度は生で見てみたいものですね!
Licensed material used with permission by Joseph Michael