【わずか1秒】指紋認証でロックを解除できるドアノブが出た!スマホと連動した機能も凄い

キーケースから鍵を出す、あるいは、ナンバーロックを打ち込む。「Ola」ならそれらの動作は必要ありません。

ドアノブに手をかけるだけで、家主を指紋認証。1秒足らずで解錠してくれます。

操作は簡単。何も準備する必要はなく、ドアノブに手をかけて…。

85singo_スクリーンショット 2015-06-20 17.32.39

その際、親指でセンサーに触れるようにすればOK。

85singo_スクリーンショット 2015-06-20 17.32.16

するとドアが開くようになります。業界最高水準のセンサーを使用しており、認証時間は1秒とかからないのだそう。

85singo_スクリーンショット 2015-06-20 17.33.01

これまでにも、スマホで認証するタイプのドアロックはありました。しかし、スマホを準備して、パスワードを解除して、Bluetoothを接続…、といった動作ははっきり言って面倒くさい!でも、このドアノブなら何の準備も要りません。必要なのは指紋だけ。

スマホで設定すれば
特定の人を通すことも可能

85singo_d91637ee49cdb191143d30ac748e10f8_original

さらに便利なのは、スマホで細かな設定ができること。具体的には、指定した人物を一定期間だけ入場可能にすることも出来るし、もちろんその逆もアリ。オフィスのドアにも使えそうです。

鍵を渡すリスクや待ち合わせ時間を決める手間が省けそう。もちろん誰が入ったかを記録することも出来ます。

バッテリーは最大7年もつ!
しかも緊急時はUSBで対応可

85singo_スクリーンショット 2015-06-20 19.03.28

デジタルとなると気になるのはやっぱり電源。実際には電池を入れることで稼働しますが、締め出されてしまわないように対策は3段階準備されています。

1つは、通常使用する電池。単3電池4本で稼働し2年ほど使用が可能です。テストでは31,042回の開閉に成功し、およそ1日42.5回開閉すると換算して2年もつと計算されているようです。

2つ目はバックアップ用。単4電池4本を使用します。ちなみにEVOLTAを使用した場合、通常時に使用している電池と合わせて合計7年程稼働できる計算となっています。

そしてさらにもう1つ。万が一バックアップ電源が切れてしまった時の緊急時用に、Micro USBケーブルが挿入できるようになっています。つまり、他のデバイスからチャージが行えるのだとか。これならほぼ100%閉め出される心配はなさそうです。

85singo_スクリーンショット 2015-06-20 19.05.31

今の時点では、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金調達中。目標額を達成した場合、デザインの最終調整などを行いながら2016年の3月の発送開始を予定しています。

すでに早割は2段階売切れ。今は159ドル(約19,500円・送料込み)から予約を行うことが出来ます。それにしても、ドアノブとロック込でこの価格は手頃かも。付属のドライバーを使い、マニュアルを見ながら作業すれば簡単に設置できるようで、エンジニアの記録によれば、59秒で交換することが出来たそうです。

鍵の管理が面倒な人や、自宅に指紋認証を取り入れたい人は一度チェックしてみてはいかがでしょう?

Licensed material used with permission by Ola

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。