たった1分で「寝落ち」する快眠法とは?米・医学博士が推奨
「めちゃくちゃ簡単すぎて嘘だと思った。でも、試してみたら1分もかからずノックアウト。いつの間にか寝落ちしてた…」
ホントなの?と思ってしまっても仕方がないほどの手軽さと絶大な効果が謳われているようですが、ここで紹介するのは「4-7-8」と呼ばれる呼吸を使った快眠法。
「Higher Perspective」でも紹介されている通り、ヨガを日常的に行っている人々にとってはポピュラーな方法でもあるようです。参考にしてみては?
1分で夢の中
「4-7-8」快眠法
この方法は、ハーバード大学卒で、アリゾナ大学医学校の診療教授として活躍するアンドリュー・ワイル医学博士が提唱した方法です。
同氏は「TIME」誌が選ぶ「アメリカでもっとも影響力のある20人」にも選出された人物で、統合医療や薬用植物の世界的第一人者として知られています。
方法は簡単。「4-7-8」の呼吸法を以下に説明します。必要なのはたったのこれだけ。
①【4秒間】かけて鼻から息を吸う。
②【7秒間】呼吸を止める。
③【8秒間】かけて口から息を吐く。
「鎮静剤」と同じ効果あり?
「Higher Perspective」では、ビーチでくつろいでいるかのようなリラックス効果を感じることができると書かれていますが、「BYRDIE」に掲載されている博士のスピーチ内容ではもう少し具体的な説明がなされています。
「『4-7-8』の呼吸法の効き目を言葉で説明すると、鎮静剤や精神安定剤に近い効果が期待できます。
人は、ストレスや不安を感じる時にアドレナリンが分泌され、静脈を通して体内へと巡っていきます。その結果、心拍は上昇し、呼吸は早く、浅くなります。
4秒かけて息を吸い、7秒間呼吸を止めると、心拍を強制的に下げることができます。その後、8秒かけて息を吐くことも連鎖的な効果を生みます。
たとえるなら、ダッシュでゴールした後に呼吸を整えるためにぶらついている時と同じ感覚なんです」
簡単な手順からは想像できないくらい効果が期待できると言われているようですが、これなら寝る前だけじゃなく、いつでも試せそう。ちょっとイライラした時に試してみてもいいかもしれませんね。