美しすぎて、読書に全く集中できないプラハの図書館(画像あり)
世界には、美しい図書館が点在しています。ここに登場するのもそのひとつ。こんなステキな図書館で時間を過ごせたら、本でなく、思わず天井ばかり見上げてしまいそう。
美術館レベルの
美しすぎる図書館
ここは、チェコ共和国の首都プラハにある、歴史的建造物クレメンティヌム内に併設された「クレメンティヌム図書館」です。1722年、イエズス会の大学施設として建設された由緒ある図書館なのですが、大理石の壁に金色の化粧漆喰と、その見た目はまるで、バロック期の美術館のような美しさ。
天井のフレスコ画を描いたのは、Jan Hieblという画家。ところが、この人物の詳細はあまり残っていません。寓話的な教育のモチーフや、イエズス会の聖職者たちが学ぶ様子を描いたフレスコ画。
床には等間隔で置かれた地球儀。背の高さがきちんと合った蔵書が整然と並び、写真からも静謐な館内の雰囲気が漂ってきますね。
蔵書500万冊!
まだ手つかずのものも
現在はプラハ大学の図書館として、およそ500万冊が所蔵されているそうです。ちなみに、施設内にはチャペル、天文台、職務室のほか、この“世界で最も美しい”と讃えられる図書館が併設した、バロック期の学び舎といったところ。
さて、じつはプラハには、このクレメンティヌム図書館以外にも、「美しい」と観光客を魅了する図書館があります。『007カジノ・ロワイヤル』をはじめ、数々の映画の舞台として登場する、ストラホフ修道院。ここに併設されている図書館もまた、優雅で美しい内装が魅力です。
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