今度はアイルランドで
82年ぶりに本が返却

昨年、米ルイジアナ州の図書館で84年ぶりに本が返却されたという話がありましたが、似たような話が今度はアイルランドから。

1937年、アイルランド北部のグウィドーにある図書館が貸し出した『The White Owl』という本。これが、82年ぶりに返ってきました。返却したのは借りた本人ではなくその親戚。部屋の片付けをしていたときに見つかったということ。

そして、この本なんですが、どうやら「珍しい本」らしくインターネットでの販売価格は日本円で約3万4000円の値がついている貴重品。300ページほどしかない本にしては高い……。82年って時間の経過が生んだ価値ってことでしょうね。

図書館の広報は「遅くても返ってこないよりはマシ」とコメントしています。

心当たりがある人は、後ろめたい気持ちを抑えて、今度の週末にでもすぐ返却しに行きましょう。どれだけ長い時間が経っても返ってくるのを待っているようですから。

Reference: Irish Mirror
Top image: © iStock.com/CSA-Archive
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。