蜷川実花がデザインした「新幹線」。移動時間が最高に楽しくなりそう!

従来、新幹線といえば、我々を目的地へと移動させる「手段」でしかなかった。だが、もしかすると、そうした考えは終わりに近づいているのかもしれない。genbi_001_Rこのアーティスティックな外観の列車は、JR東日本が発表した「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」。移動しながら、車内で現代美術を鑑賞するというユニークな演出となっている。

エクステリアデザインを担当したのは、写真家や映画監督などの肩書で幅広い活躍を見せる蜷川実花。車体全体に夏の夜空を彩る長岡の花火を描き出した。genbi_002_Rインテリアを形作るのは、注目のアーティストたちがこの場所のためだけに制作した現代アートの数々。新幹線車両という制限ある空間では大掛かりな作品のインスタレーションが困難。そのため、TRANSIT GENERAL OFFICE INC.は、「インタラクティブ」「ストーリー」「トリック」などの要素を意識してプロデュースしたのだとか。

genbi_003_R車内では、魚沼産コシヒカリの米粉や佐渡バターを使用したスイーツ、燕市のこだわりのコーヒーなども提供。「新しい東日本エリアを発見・体験」するためのまったく新しい新幹線が誕生した。

この「GENBI SHINKANSEN」は、2016年春頃に上越新幹線の越後湯沢駅~新潟駅間で運行が開始される見込み。臨時列車として、土休日を中心に年間120日程度運転予定だ。既成概念を覆す“走る美術館”。鉄道好きならずとも、一度は乗ってみたい存在だろう。

Licensed material used with permission by TRANSIT GENERAL OFFICE INC.

関連する記事

写真家・映画監督の蜷川実花さんが語る、オンライン通話サービス「Zoom」を使用したリモート撮影について。
「JR東日本」と「KDDI」が「新幹線オフィス」の実証実験をおこなうことを発表した。東北新幹線のうち、対象となっている列車の一部車両が「リモートワーク推進...
道後温泉といえば、『日本書紀』にも登場する日本最古の温泉。 夏目漱石の小説『坊っちゃん』にも描かれるなど、愛媛県を代表する観光地として知られている。そんな...
六本木アートナイトとは、何気ない気持ちでふらりと立ち寄った人たちでさえも魅了する都会の祭り。一度、足を踏み入れてしまったものなら誰しも、次の宴が待ち遠しく...
キノコは干すことで栄養価が格段にUPします。そして香りも!
日本最古の温泉である道後温泉と蜷川実花氏のコラボレーション企画「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」。グランドオープンから約2ヶ月が経過した現在、In...
「死がもたらすのは、終わりだけじゃない」。写真から、そんな言葉が聞こえてくるような気がします。これは、蜷川実花さんが昨年の春、父・幸雄の死に向き合う日々を...

人気の記事

国際送金サービスをおこなう企業「Remitly」が、“海外でもっとも住みたいと思われている国はどこなのか”をグローバル検索データを利用して調査。それぞれの...
SNS映えに特化した観光サイト「スナップレイス」が、2020年の総集編として「インスタ映えスポット」ランキングトップ10を発表。
2021年3月16日(火)に開業する「フォションホテル京都」に、フォションブランドとして世界初出店のスパ「Le Spa Fauchon/ル スパ フォショ...
毎度、趣向を凝らしたオリジナルの機内安全ビデオで楽しませてくれるニュージーランド航空。さすがに今年、新作を望むのは厳しいか……と思いきや、しっかりリリース...
オーストラリア発、いま世界が注目する紫色したワイン「パープル・レイン(Purple Reign)」
京都の甘納豆専門店「京・甘納豆処 斗六屋」が、チョコレートにヒントを得た新商品「加加阿甘納豆」を発売。同じく京都のクラフトチョコレートメーカー「Dari ...
「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」のミュージアムショップがセレクトしたスピーカー/ラジオ「OB‐4 マジックラジオ」が日本初上陸。DJコントローラーの...