「ネット弁慶な人」に共通する7つの特徴
リアルの世界ではおとなしいのに、ネットの世界ではやたらと元気のいい「ネット弁慶な人」。あなたの周りにもきっといるのでは? 否、あなた自身も気づいていないだけで実は「ネット弁慶」なのかもしれません。自覚のある人もない人も、今一度自分を見つめ直す意味でもチェックしてみて!
1.「話し言葉」と「書き言葉」の言葉遣いが違う
普段職場や学校などで会話するときの話し言葉と、ネットの掲示板やチャットなどに文字を打つときの書き言葉の言葉遣いがまったく違う人は、「ネット弁慶」の可能性あり。
人と会話をする場合、同じ内容であっても、言葉遣いによって相手に与える印象は違ってくるものですが、その言葉遣いをリアルの世界とネットの世界で使い分けているということは、相手に対しての自分の印象や影響力の強さなどを使い分けているということです。
そういう人は、現実社会の自分とは別人格の自分としてネットを利用している可能性があります。
2.リア友よりもネトモのほうが圧倒的に多い
友だちの数というのは、その人の周りに対する影響力の強さを測るものさしのひとつといえますが、リア友よりもネトモのほうが圧倒的に多いということは、実社会よりもネットでの影響力が強いと推測できます。
ネトモが多いということは、かなり精力的にネットでの活動を行っている証であり、それが「ネット弁慶」の特徴であるネットでの威勢の良さにつながります。
3.リア友とネトモの中に共通の人物が少ない
リア友とネトモの中に共通の人物が多い人は、現実社会の中とネット社会の中での活動にあまり差がないか、現実社会と関連した活動をネット社会の中で行っている可能性が高い人です。
その逆で、リア友とネトモの顔ぶれがまったく違うという人は、現実社会とはまったく違う人格や言動をネット社会で展開している「ネット弁慶」である可能性が高い人といえます。
4.正義感が強く、誤りを指摘しないと気が済まない
マナーを守らない人がいると注意したくなったり、間違っていると思うことは指摘しないと気が済まないという正義感の強い人は、人から頼られたり、リーダーシップを発揮する機会が多いものです。
しかし、正義感が強いのに現実社会では見て見ぬふりをしてしてしまう人は、「ネット弁慶」化しやすいといえます。
ネット社会では周りの目が気にならないので、自分の正義感を他人に押し付けてしまいがちで、ネット社会だけで正義のヒーローとして活躍する「ネット弁慶」に多い傾向です。
5.人の役に立ちたいが目立ちたくはない
誰でも、人の役に立ちたいという願望は持っているでしょう。しかし、それを現実に行動に移すには勇気も努力も必要です。
そんな願望を強く持っていながら、周りの人に注目されることに抵抗があり、目立つことが嫌いという人は、「ネット弁慶」である可能性が高いといえます。
ネットの社会なら、周りの目を意識することなく自分の意見を述べることができますので、困っている人の相談にのってあげたり、自分の知識を披露したりしやすく、自分の願望を満足させる場としてネット社会を利用している「ネット弁慶」も多いようです。
6.自分の能力に見合った待遇を受けていない
現実社会では、必ずしも才能のある人に高い地位や高い収入が与えられているわけではありません。
現在の待遇が自分の能力に見合っていないという不満も持っている人も多いでしょう。
しかし、ネットの社会では、地位や名誉は会社や上司から与えられるものではなく、平等な立場であるネットユーザーから与えられるものです。
そのため、現実社会で自分の能力を十分発揮できていない人がネット社会で多くのファンを持つ活動を展開しているケースも多く、それこそが「ネット弁慶」の典型的な例と呼べるかもしれません。
7.大勢でいるよりもひとりでいるほうが好き
大勢でいるときは、他人の意見にも耳を傾けなければいけませんし、自分のペースで物事を進めるのは難しいものです。
しかし、ネット社会では誰にも邪魔されずに一方的に自分の意見を述べることができますし、自分の都合でコミュニケーションをとることができます。
自分のペースを守りつつ、積極的に自分を表現したいという性格の人は、「ネット弁慶」として活躍するのにもっとも適している人物といえるでしょう。
ネット社会には、新しい自分を発見したり、新たな社会貢献を創造したりと、今まで埋もれていた才能を発揮するチャンスもあります。ひとつでも自分に当てはまるものがあったなら、あえて「ネット弁慶」を極めてみるというのもおもしろいかもしれませんね。