有名ブランドの「スローガン」誕生秘話

STRATX」が紹介している有名企業のブランドロゴとスローガンを見てみよう。

スローガンはブランドの原点を表しているとも言える。これまで抱いていたイメージが変わるような要素が見つかるかもしれない。巧みな表現の技術にもハッとさせられる。

01.
「Just Do It」

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広告会社「Wieden+Kennedy」が80年代につくったスローガン。よく知られている話だが、死刑囚の最後の言葉から着想を得ている。

考案したWieden氏は「Dezeen」のインタビューでこうコメント。

「ある犯罪者を思い出したんだ。国中で暴れたあとに人を殺し、投獄された。死刑執行人が最後の言葉を尋ねたとき、彼はこう言ったんだ。"Let's Do it.(さあやろうぜ)"ってね。気に入らなかったんで"Just Do It.(とにかくやれ)"に変えた」

02.
「IMPOSSIBLE IS NOTHING」

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1974年に生まれたスローガンで、「蝶のように舞い、蜂のように刺す!」で有名な伝説的ボクサー「モハメド・アリ」の発言がもとになっている。

同社シニア・バイス・プレジデントのErich Stamminger氏は、新しい分野を切り開き、限界を超えてもらうためのサポートをする、という想いを込めた。

03.
「I AM WHAT I AM」

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「わたしは、わたしだ」。スポーツを通じて心のなかにある声や個性を見い出せる。

独自性のある経歴でありながら若く偉大な選手たちを起用したキャンペーンとともに生まれたもの。

04.
「EAT FRESH」

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いつも新鮮な食材を使っている、というメッセージをシンプルにユーザーに伝えたスローガン。ファストフードにあった悪いイメージを払拭して健康的な印象を与えている。

05.
「HOME OF THE WHOPPER」

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「HOME OF THE WHOPPER(ワッパーの元祖)」は、そのオリジナリティや歴史の深さを象徴している。

「Burger King」の創業は1957年。

「McDonald's」が始まったのは1955年だが、シンボル的な商品「Big Mac」が生まれたのは1967年のこと。

06.
「I'M LOVIN' IT」

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こちらのスローガンは比較的新しい。2003年に広告会社がつくったもので、もともとは数あるキャンペーンの中の一つだった。が、もっとも人気を集めたものがコレ。

07.
「OBEY YOUR THIRST」

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1990年代に広告会社「Lowe and Partners 」によって打ち出されたメッセージ。

若者へと向けたもので、喉の渇きを潤せるという意味を「OBEY YOUR THIRST(渇きに従え)」に込めました。

商品の魅力ではなく、ユーザーの誘惑心に訴えかけた文句が印象的。

08.
「DRINK CANADA DRY」

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1920年代のこと。カナダには禁酒法があった。人々は自分の家でビールを醸造していたが、シャンパン・オブ・ジンジャーエールとも呼ばれるカナダドライは、お酒を割るためのミキサーとして大人気になった。

「DRINK CANADA DRY(カナダドライを飲もう)」には、そんな時代背景も現れている。

09.
「MELT IN YOUR MOUTH,
NOT IN YOUR HAND」

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手の中で溶けず、口の中でとろけるチョコを作ってくれとの軍人の要望を叶えるためにつくられた、というのはよく聞く話。

砂糖でコーティングすることで手で触っても溶けないチョコレート菓子が誕生、人気商品になった。

10.
「THINK DIFFERENT」

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1997年に発表された、アップル社ならではの革新的な視点を意味している。

スティーブ・ジョブズ本人がナレーションをした動画CM「THINK DIFFERENT」も話題に。

11.
「EXPANDING POSSIBILITIES」

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「可能性を拡張する」。文字通り、拡張性が高い製品で知られている同社。

堅実で信頼のあるイメージと同時に、革新性を感じさせるスローガン。

12.
「AMERICAN BY BIRTH,
REBEL BY CHOICE」

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「生まれはアメリカ、選択肢は自由だ」。

多くのユーザーがアメリカ人であることに誇りを持っていた。信念を持つというようなイメージを強調している。

13.
PUT A TIGER IN YOUR TANK

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「タンクにトラを突っ込め」と言われた時に、どんな印象を覚えるだろう。

1959年、力強さやエネルギーの象徴として選ばれた言葉は"タイガー"だった。

パワーを注げというようなニュアンスだったのだろう。

14.
LET YOUR FINGERS DO THE WALKING

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「Yellow Pages」が出る前は、人々は一軒ずつ店を周って必要なものを探す必要があった。

この本が出たことによって指先でページをめくり電話をかけるだけでどこに行けばいいのか分かるようになった。

「LET YOUR FINGERS DO THE WALKING(指先に歩かせよう)」にはそんなメッセージングが込められている。

15.
BECAUSE YOU'RE WORTH IT

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「なぜなら、あなたには価値がある」。

コスメティックブランドは女性に"特別"を提供しています。

"なぜなら"から始まっていることで、ユーザーの様々な疑問にたいして事前に答えるスローガン。

16.
「THE ULTIMATE DRIVING MACHINE」

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「究極のドライビングマシーン」。

1970年につくられたもので、遊び心を取り入れて女性ファンの獲得を試みたのだとか。どちらかという男性にウケが良さそうな文言だ。

その他の作品は、「STRATX」で確認できる。

Licensed material used with permission by StratX
Reference:Dezeen
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