モノを持たない暮らし、はじめてみませんか?(初級編)
沢山のモノに囲まれ便利な現代。ですが、それによって私たちの生活は縛られるようになってきました。本当に必要なものだけを残して整理するシンプルな生活は、頭をクリアにさせ、やるべきことをはっきりとさせてくれますよ。
無数の消耗品より
いくつかの一生もの
これまで使い捨て感覚で持っていたものを一生ものの逸品に買い替えてみませんか?たとえば本当にいい靴を数足だけ揃え、あとは処分。
いいモノを選べば値ははるかもしれません。が、メンテナンス次第で一生履けるような靴なら愛着もひとしお。想い出のつまったアイテムならあなたの人生に一緒に歩むよいパートナーになるのではないでしょうか。
これ、使ったっけ?
なんでも気軽に手に入る時代です。が、結局使わずにそのまま放置なんてこともしばしば。着ると思っていた洋服、使うはずだった家電、1年以上使わなかったものはこの際捨ててしまいましょう。モノが減った分、ゆとりが生まれます。見かけも気持ちもスッキリするでしょう。
収納が整理できず、必要な時に見つからない、だからまた新たに買ってしまうーーなんて負のループからも脱出できます。
チョイ置きしちゃう棚は要注意
どこから整理していいのか分からない場合、まず、モノを一時的においてしまいがちな場所、机やチェストの上などから始めてみましょう。「あとでちょっと目を通そう」や「収納場所が決まってない」は厳禁です。
必要なら場所を用意しましょう。机、チェストの上という小スペースは、部屋全体の縮図です。ここを片付けられない人は、部屋を片すことも苦手。まずこのスペースをを整理することで、もっと大きな場所である寝室、台所などを整理する練習になります。
また、片づけたところがはっきりと目に映るため、モチベーションが上がりますよ。しばらく継続していると、「とりあえず置いとこう」という習慣も直せます。
データ化して
収納スペースを圧縮する
本、CD、DVDなどは、一つひとつは小さいながらも、大量に集まると膨大な収納スペースが必要になります。
いつかまた見返したくなると思いながら、実際この1年どうだったでしょう?思い切って売るか、データ化してしまいましょう。大幅に省スペース化できるし、探したいときもサッと文字検索できます。
それに、こういったソフト類は、ネットでカンタンに購入できるもの。レンタルだってできます。よほどレアでないかぎり、見たいときにすぐ手に入るんです。ちょっと勇気を出して、身軽な生活を実感してみませんか?