水彩のように色鮮やかなシルクスクリーンプリントTシャツ「Undetroze」

undetroze(アンデトローゼ)」は、日本製のTシャツにシルクスクリーンプリントを施した一点物ブランド。この印刷方法を使って多色刷りをする場合、1色ずつ、版画のようにプリントを重ねるのが一般的ですが、同ブランドはあえて一回の刷り込みに複数のインクを使用。

偶発的な混色を利用して、世界にひとつしかないTシャツを作ります。

シルクスクリーンプリントTシャツ「Undetroze」

特徴はその色鮮やかさ。原色を使用せずに、インクをいちから調色しており、ボディの色味や質感にしっくりと馴染む水彩画のようなカラーデザインに。実際の商品がコチラ。

シルクスクリーンプリントTシャツ「Undetroze」

代表的なのは、シンプルなミニマルアート・幾何学模様・タイポグラフィを基調としたカラフルなグラフィックや、絶妙なバランスに混ざったマーブルカラー。繊細な縞模様との組み合わせも◎。そのほか、アーティストとのコラボも。

シルクスクリーンプリントTシャツ「Undetroze」シルクスクリーンプリントTシャツ「Undetroze」シルクスクリーンプリントTシャツ「Undetroze」

さらに、生地・型には、「久米繊維工業株式会社」と共同開発した日本製にこだわったものを使用しています。タイトでありながら、首もとはゆったり。なめらかな肌触りや着心地はもちろん、よれにくい仕様に。

同社は「ものを永く大切にする文化」や「人と地球にやさしいTシャツづくりと文化振興」を基本方針とし、環境負荷低減における国際標準規格「ISO 14001」の認証を取得した企業。2015年7月に80周年を迎えました。

両者には、一点物や国産Tシャツに対する考え、そして環境への配慮という点で、共鳴するところが。そうして始まったTシャツボディ開発プロジェクトが「KO-DA」です。

デザイナーの増田怜欧氏は、こんなことを話してくれました。

「KO-DAは、熟練技術を持った職人の手によってつくられています。Tシャツが完成するまでには、生地から、裁断、縫製など何十もの工程を、何人もの人が手を加えて、やっと形になっていきます。こんなストーリーがある温かいTシャツが、どこか遠い国ではなく、この日本でつくられています。世界にひとつしかない偶然性や、人の手でつくられている温もりを、少しでも感じてもらえたら幸いです」

Tシャツって、ちょっとだけ自己主張したくなる場所でもありますよね。その点、自分だけの色を探すには、いい選択肢になるかも。

「undetroze」のアイテムはオンラインストアで購入可能。アウトレットなら、価格は税込・送料別で3,750円から。ここで紹介したもの以外にも、いろいろなデザインやバッグなどを確認できます。実際に手にとって見てみたい人は、取り扱い店舗や出展情報をチェックしてみてくださいね。

Licensed material used with permission by undetroze
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。