いま着ているTシャツ、いつ買ったもの?
いま持っている(そしてちゃんと着ている)服で、いちばん長く着ているものって、いつから着ているものですか?
一大決心をして購入したあのブランドのコート、高かったシャツやワンピース。値段もそこそこに、「長く着る」前提で手に入れたものがほとんどじゃないでしょうか。
では、いまそのニットの下に着ている「Tシャツ」は?
それ、いつまで着られそうですか?
パックTシャツも好きです。ファストファッションブランドで買ったTシャツも、なんだかんだ気に入っています。
でも、これを10年先にも着ているか?というと……。考えてしまいますが、そもそもこれらは「長く着ない」前提で手に入れたものがほとんど。
しかしつい先日、「長く着ない」前提で買うことが多いTシャツを、「長く着る」前提で買うことについて、考えるきっかけに出会いました。
キーワードは
「10年着続けられる」服
『10YC』は、「10年着続けられる服」をキーワードに、持続可能性・透明性(背景が見える)・ストーリー性をコンセプトに持ったブランド。
アパレルブランドとしての商品価値はもちろんのこと、生産者の想いや技術を伝え、少し値段が高くても「長く着られること」の素晴らしさを伝えていくことで、服への価値観を変えていきます。
「ストーリーがあるから、愛着が湧く」って、もう言い古されたような言葉ではありますが、こればっかりは、本当にそういうものを使ってみて自分で実感することなんだと思います。
「長く着られる」服にするために
豊かな想いでつくられた服を
10年先まで
品質のよい、長く着られる製品がつくれているのは、こんなところに理由が。
製造委託先の工場と直接取り引きをすることで従来の中間マージンを省き、その分原価率を上げるなど、商品そのものに投資できているからなんです。
なおかつ、生産現場に適正な工賃を支払い、実際の「ものづくり」の現場に還元することもわすれません。このサイクルを「持続」していくために、とてもとても、大切なことです。
もちろん流行もあるし、好みも変わります。だからこそ、「1枚の服を大切に着る」というシンプルな行為を、めまぐるしい消費社会の中でいま一度楽しんでみませんか?
ものづくりの仕組みについて改めて考えられた『10YC』の服には、生産者が「楽しんでつくっている」という背景があります。豊かな想いでつくられた服を、「長く着る」前提で手にとってみてはいかがでしょう。10年先まで、自分にとっての特別な1枚になるはずです。