ソファでのPC作業効率を上げまくる「モバイルおぼん」
自宅で扱うノートパソコン。どこへでも持ち運べる利点を生かすからこそ、ソファやベッドの上が作業場となる。けれど、意外に効率が良くないと感じた経験があるはずだ。
たとえばソファ、不安定なヒザの上で長時間ーーという訳にもいかず、頻繁に姿勢を変えたり、そもそも負荷をかけすぎて放熱するPCの熱さに、ヒザが悲鳴をあげることだって。で、結局クッションや枕をひざ上にポフっ。うーん、なんとかならないものか。わかるかねワトスンくん!
ソファ作業用に
“おぼん”を用意しました
![「モバイルおぼん」ソファ作業用](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/33164/0aa7e6ec48fd0db1e9b49644536c0f5505c0c84b.jpg)
![「モバイルおぼん」ソファ作業用](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/33159/a14c2070828a699d5609dd1f8379e6c07d290397.jpg)
ほほう。ビジュアルこそ“おぼん”ライクだが、この「LapPad」は、ヒザの上で扱うことに特化したモバイルワークステーションというわけか。
![「モバイルおぼん」ソファ作業用](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/33161/49de2b8a3ed9d7f99f5da82602ccf8a99a3c5d95.jpg)
PC本体の横にはマウスパッド、さらに奥にはスマホを差し込むためのドック(溝)。これが、傾きが実にいい塩梅。スワイプしてもしっかりと固定されたままで動かない。ちなみに、右利き用、左利き用ともに販売されているらしい。
とはいえ、「ただのおぼん」とも言える。なに、嘲笑するにはまだ早い?
PCの熱が逃げる仕組みです
![「モバイルおぼん」ソファ作業用](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/33163/e7a513fbd4fd890a0ce0798d586a69b6c402730b.jpg)
PCの特性上どうしても避けられないあの放熱も考慮して、しっかり熱を分散させるための通気穴まで設けている!これなら、長時間使用したり負荷のかかる作業を続けても安心かもしれない。
ケーブルも通りゃんせ!
![「モバイルおぼん」ソファ作業用](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/33157/9c048b12c4cffb237b4ef79b067b8833dd884f5b.jpg)
コードが届く範囲という条件は付くが、溝の下部には電源ケーブルが通るように絶妙の穴を開いている。この心配りはニクい!
タブレットも
つい、使いたくなるのです
![「モバイルおぼん」ソファ作業用 タブレット](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/33158/4ea21edd1fd5f8c757d403bc5e2d7ceb0f20c884.jpg)
![「モバイルおぼん」ソファ作業用](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/33190/d5d0dae613a497f970db9a12ee6227a53145cd6f.png)
もちろん、LapPadのニーズはノートPCユーザーだけにあるわけではないだろう。スマホ溝の横にある、もうひとつの溝はタブレット端末用だ。同様に差し込んで、手前のスペースでノートやメモだって取れる。
10インチまでのものならば、スマホのドックにも設置が可能。ガジェットに合わせて使い方も自由自在。最適化したのはヒザの上での安定感のみだ。それを究極に考えてデザインに落とし込んだのはーー、カナダ人ウェブ起業家のChristian Minnetiam氏か。おそるべし。
![「モバイルおぼん」ソファ作業用](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/33166/961be3183ca2f5eea089c97b1a91989652396ebc.png)
素材はChristian氏の地元モントリオール、ポプラの広葉樹を使用。防水性にも優れた加工を施しているという。
クラウドファウンディングで資金調達に成功し、現在98ドル(約10,400円)で販売中。もちろん、日本への配送も。購入へと気持ちが傾いてきた人のために、注文サイトを記しておこうか。
そりゃ、代用品はいくらでもあるのだが。とはいえ、作業効率を最優先に考えたとき、この“おぼん”型ガジェットにとって代わるプロダクトが果たしてあるのだろうか。どうだね!