これはまさに、「本の虫」のためのインテリアだ。

ご存知の通り、「本の虫」とは読書が好きで好きでたまらない人を指す言葉。コレ、てっきり日本独特の言い回しだと思っていたけれど、調べてみたら英語でも「bookworm」と言うらしい。

そんなことが気になってついググってしまったのも、すべてはこのインテリアに出会ったから。どうやら、繭をイメージした世界初の本棚だという。

お気に入りの本に囲まれて…

「棚」と表現されているものの、見ての通り、その外観は唯一無二。シンプルに言ってしまえば、イスの要素をプラスした「座れる本棚」といったところ。

そこにあるのは、お気に入りの本と電球のみ。バランス的には、ゆ〜らゆら揺れそうだけど、よく見ると固定されているので、それなりに安定感はあるはず。

ビビッドな発色が目を引くイエロー以外にも、自分の好きなカラーをオーダーできる模様。個人的には、木のぬくもりが感じられるクラシックな「ブラウン」が好み。植物の緑との相性も悪くない。

とはいえ、現実的には
短時間のみ?

「好きな本に囲まれながら読書ができる」。たしかに、そう言われると聞こえはイイかもしれない。が、しかしクッション性があるわけではなさそうだから、腰やお尻の痛みは要覚悟。

この「Bookworm」は、オランダ・ロッテルダムに拠点を置くデザインスタジオ「ATELIER 010」が開発。購入希望者は、HPから問い合わせのうえ、価格の確認を。

きっと、アイデア自体は広くウケそう。でも欲をいえば、せめて身体との接点だけでも「繭」のように“やさしい素材”だったら嬉しいなあ。

Licensed material used with permission by Bookworm
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。