フィールドは急斜面。オーストリア発の「アルパインサッカー」がタフすぎる!
「普通のサッカーなんて退屈だ」
そんな強気な発言とともに、まったく新しいスポーツを開発してしまった男たちがオーストリアにいる。競技の名は「アルパインサッカー」。そこには、オーストリアアルプスを中心とする山々に囲まれた、同国ならではのプライドがあった。
世界初!
エクストリームなサッカー
エクストリームなサッカー
このアルパインサッカーが、普通のソレと違う点はただ一つ。見てのとおり平坦なフィールドではなく、このような斜面でボールを追いかけること。
斜面がいかに急なものであるかがわかるはず。
さすがにこれはキツくない?
「もちろんタフだ。山においては、すべてのことがハードだからな。サッカーだって例外じゃないぞ」
「フランス人が使っているような普通のフィールドなら、誰だってプレーできる。でも、あんなの弱虫のサッカーだ」
「俺たちは斜面でしかプレーしないよ。女の子も大好きだが、同じくらいアルパインサッカーを愛している」
相手と接触し転倒してしまうと、このありさま。
その様子を見て爆笑。
このタフすぎるサッカーを思いついたのは、2014年ワールドカップブラジル大会の時だったそう。
「試合を見ていたんだが、それはもう退屈だった。選手たちはまったくしんどそうじゃなかったからな。俺たちの山を走ってみろと思ったね」
山の国ならではの、男たちのプライド──。ポジティブに解釈するとしたら、既存のものでも発想や工夫次第でもっともっと楽しめる、って感じ?
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