19ヶ国別「握手のポイント」をまとめてみた
旅先であいさつの仕方に困ったこと、ありませんか?とくに日本人にとって馴染みがうすく難易度が高いのは握手。
国によってはハグやキスをするところもありますが、振る舞いの度合いはやっぱりそれぞれの文化次第で異なってきます。そこで、ここでは各国の「握手の仕方」についてまとめてみました。次の旅先のポイントをチェックしておきましょう。
01.
カナダ
握手の強さレベル:4
会ったときと別れるときに、固い握手を交わしましょう。女性が先に手を出すようにすること。
ポイント:親しい友人同士ならばハグをする。キスするのは家族や恋人同士。
02.
メキシコ
握手の強さレベル:2
握手して長いあいだ手を振る。男性だったらハグをする場合も。
ポイント:女性相手に挨拶をするときは、お辞儀をして、相手が手を出してきたら握手をしましょう。
03.
アメリカ
握手の強さレベル:5
固い握手を交わし、相手の目を見てフルネームを名乗ります。
ポイント:会議の席や少人数のグループでは全員と握手を交わすこともあります。
04.
ブラジル
握手の強さレベル:4
握手の間は目を合わせて、強く握り返すこと。女性同士なら頰にキスをすることもあります。
ポイント:頰にキスをするときは、場所によって1〜3回と回数が変わります。
05.
モロッコ
握手の強さレベル:1
握手は同性とだけ交わします。軽く握って、ゆっくりと振りましょう。
ポイント:女性と握手するなら、相手が手を出すのを待ちます。
06.
南アフリカ
握手の強さレベル:2
軽く握るようにして、相手が手を離すのを待ちます。
ポイント:握手の仕方は地域によって変わります。コミュニティによっては、特別な握手の方法がある場合も。
07.
中国
握手の強さレベル:1
年上の人にはこちらから握手を求めます。軽く握って、小さくお辞儀をし、目は合わせないようにします。
ポイント:少し頷くぐらいで十分です。
08.
日本
握手の強さレベル:1
誰かが握手をしようとしたときだけ握手をします。軽く握ってかすかに振ります。目は合わせません。
ポイント:あまり近くに立ちすぎないようにして、ボディタッチは避けましょう。
09.
インド
握手の強さレベル:3
年上の人が握手をしてくれるのを待ちます。手を出されたら、右手で応じるようにしましょう。
ポイント:迷ったら、手を合わせて胸の高さまで持ってきて、軽くお辞儀をする「ナマステ」の挨拶をしましょう。
10.
フィリピン
握手の強さレベル:1
軽く握り、相手の目を見ます。おじぎはしないように。
ポイント:恋人同士にならなければキスはNGだとみなされています。
11.
タイ
握手の強さレベル:1
軽く膨らませた手をあわせる「ワイ」の挨拶を相手がしたら、こちらも「ワイ」で返します。握手するのは男性同士だけです。
ポイント:「ワイ」を返さないのは失礼にあたります。
12.
韓国
握手の強さレベル:1
握手を始めるのは年上の人。優しく振ります。
ポイント:尊敬を示すために、左手で右手の肘を持ちながら握手をします。
13.
オーストラリア
握手の強さレベル:2
男女で握手をするときは、女性から先に手を差し出します。女性同士では握手はしません。
ポイント:会議に出席するときは、別れる前に全員と握手をします。
14.
ニュージーランド
握手の強さレベル:3
握る強さはほどほどに。握手するのは初対面のときだけで、そのあとはしません。
ポイント:握手をするときは常に笑顔で。
15.
イギリス
握手の強さレベル:2
軽い握手に届め、握手が終わったあとは相手と距離をとります。
ポイント:初対面のときは相手とのアイコンタクトは長くなりすぎないように。
16.
フランス
握手の強さレベル:1
パリでは軽く、素早い握手を交わすのがマナーです。
ポイント:家族や友達は両頬にキスをして挨拶をします。
17.
ノルウェー
握手の強さレベル:3
「ご機嫌いかが」とは言わずに、みんなと握手で挨拶します。
ポイント:男性は握手するときには必ず立ち上がります。
18.スイス
握手の強さレベル:2
目を合わせて固い握手を交わします。
ポイント:ファーストネームで呼び合うのは、親しい友人や家族だけ。
19.
トルコ
握手の強さレベル:1
軽くゆっくりと手を振ります。
ポイント:手がつかまれていると感じたら、それは友情のサイン。