「性犯罪予防アニメ」は、イギリスだとこんなにもポップになる。
イギリスNSPCC(英国児童虐待防止協会)が手がける性犯罪予防アニメは、とにかく明るい。日本でこの手のシリアスなテーマを扱うとしたら、間違いなくこうはならない。以下の動画のはじめの10秒を見るだけで、その意味がわかるはず。そして、気づくとこう口ずさむことに。
パンツ、パンツ、
パンツサウルス〜♪
登場するのは、パンツを履いた可愛い恐竜・パンツサウルス。
「パンツの中身は君だけのもの。パンツは君の大切なものを守ってくれてるんだ」
「もし誰かが見せてほしいって言ってきたら、絶対に『NO』って言おう」
「もし何かあったら、信頼できる人にちゃんと言うんだよ。そうすれば、何もかも大丈夫」
基本的にはこの繰り返し。ポップではあるものの、伝えるべきメッセージはストレートで胸に響く。とはいえ、「問題の本質を曖昧にしているのでは?」という指摘もあるようです。
いずれにせよ、日本人から見るとチャレンジ精神を感じる内容。賛否両論あるなんて、むしろポジティブじゃない?
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