エコノミークラスなのに、こんなにも快適。横になって眠れる座席「スカイカウチ」。
どれだけ胸が高鳴る海外旅行とはいえ、エコノミークラスの座席で10時間を超えるフライトは、やっぱりしんどい。でも、ビジネスクラスの金額は出せないけれど、横になって眠れるならもう少しだけお金を払ってもイイ。そう考えている人は、決して少なくないはず。
そんなニーズに応えるべく登場したのが、この「スカイカウチ」。
エコノミークラスなのに
「自由」を感じるスペース
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ニュージーランド航空ボーイング787-9型機のエコノミークラスに搭載された「スカイカウチ」は、横1列3座席が簡単に平らなソファーになる同社ならではの座席。ひとりで就寝といった使い方はもちろん、子ども連れの人やカップルがより自由に空間を共有できる、これまでにない画期的さがウリだ。
機内には全部で14列配置されており、各シートのレッグレストは60度と90度の2段階調整が可能。
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よく考えてみると、ビジネスクラス以上では、各航空会社が趣向を凝らしたサービスで差別化を図ろうとしている。ところが、エコノミークラスではそうした競争はほとんどなかったと言っていい。そういう意味では、この「スカイカウチ」は業界内でも革新的な事例として取り上げられるかもしれない。
ひとりでの使用だと割高にはなるが、ビジネスクラスよりは安上がり。このような気の利いた選択肢が、新たな空旅のスタイルをもたらしてくれそうだ。