南米初の豪華寝台列車で「デジタルデトックス」の旅へ。

ペルーと聞いてまず思い浮かべるのは「マチュ・ピチュ」。でも、行ったことがない私には、他にどんな観光地があるかと問われると、う〜んと、斜め上を見るしかなくなる。

でもだからこそ、目的地に向かう移動中も現地を堪能できるという、南米初のこの豪華寝台列車「Belmond Andean Explorer」に惹かれてしまったのだ。

五感で楽しむペルー

どうやらこの寝台列車の特徴のひとつは、ペルーの文化を盛り込んだ内装にあるようだ。以下の写真からもそれが伝わってくるはず。

鮮やかな色使いやアルパカウール、どれも国内産の織物が使われている。自然豊かなこの国を喚起させるアイデアは食事にも。アルパカの肉詰めトルテリーニなど、伝統的なメニューもあるらしい。

こちらは列車最後尾に設けられたテラス。乗客同士が交流できるハブをイメージしてつくられたそうだ。

お酒を飲みながらテラスへ出れば、ラテンのリズムに腰が動いてしまうかも。誰よりも早く起きて一人だけのテラスを満喫してみたい。思いきり深呼吸すれば、ペルーの壮大な景色が心の奥底まで染み込んでいくに違いない。

世界遺産やアンデス山脈まで
お得感たっぷりの旅

列車が走るルートは2つ。世界遺産にもなっているクスコからプーノまでや、クスコからチチカカ湖を経てペルー第二の都市アレキパまでのものがある。アンデスの山々を横目に疾走する旅。日本の鉄道旅ともひと味違う、大自然のパノラマが待っている。

夏休み目的地の候補に、今からでも間に合うかも。

Licensed material used with permission by Belmond
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。