あこがれの豪華列車には「スパ」がありました!

日本各地を走る豪華列車は、ここ数年で急激に増加。列車が単なる移動手段ではなく、旅の目的そのものになりつつあることが分かります。こうした豪華な列車旅、その本場ヨーロッパのラグジュアリーぶりにも注目。日本のものとはまた、ひと味違う心地よさが待っていました。

世界遺産の街エディンバラを出発し、スコットランドのハイランド地方を走るベルモンド ロイヤル・スコッツマン。迫りくる渓谷や、黒く鏡のような湖、圧倒的スケールの自然を車窓に見ながら、優雅に列車の旅を楽しむのも当然魅力のひとつ。

ですが2017年シーズンより、豪華列車にさらにラグジュアリー体験が追加されるそう。なんでもヨーロッパ初となる試みだとか。

走る列車内で優雅にスパ体験

足湯でくつろぎながらゆったり車窓を眺める、という列車が日本にもありますが、こちらはモノホンのスパを客車内に導入してしまったんだとか。

ラグジュアリー列車に初めて誕生するスパ車両(バンフォード・ヘイバーン・スパ)。しかも、イギリスの人気ウェルネスブランド「bamford」がプロデュース、ゲストにはオーダーメイドのスパ・トリートメントが提供されるそう。ドアの外はクラシカルな装飾でまとめられた車両、このギャップがスゴイ!

充実のトリートメントと
車窓にはスコットランドの田園風景

おもなメニューはトリートメント、ですがフェイシャル・リフレクソロジーからリンパ・ドレナージ、ホットストーンで深部組織へのマッサージなど、その中身は列車内とはいえ、充実したもの。仕上げはエコフレンドリーなネイルカラーを使ったマニキュアとペディキュアで。

額縁のように美しい田園風景を窓の外に見ながら、極上のトリートメントを体験すれば、日常なんてどこかへ置いてきてしまうに違いない。きっと列車の揺れが、ちょうどいい具合に“ゆりかご効果”を生んでくれるんじゃないかな。

いざ、極上のリラックス旅へ

スパばかりを強調しましたが、落ち着いたスイート・キャビンも、本格的なスコットランド料理も、屋外ベランダや展望車も、すべて込みでの豪華列車ですから。もちろん、豊富なスコティッシュ・ウイスキーもね。

ベルモンド ロイヤル・スコッツマンの日程は、2泊〜4泊も。詳しい情報は日本語サイトより。日程に余裕のある人は、7泊ののんびり旅が断然おすすめ。ちなみにスパ車両は4月17日(月)より運行開始です。

Licensed material used with permission by ベルモンド ロイヤル・スコッツマン
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。