途中から警備員さんを応援したくなるくらい「とんでもない」飛行機搭乗ムービー

年末年始、飛行機に乗り遅れそうになって焦ったりしませんでしたか?たとえば、まだチェックインの最中なのに「フライトまであと5分」という最終の搭乗アナウンスが聞こえてきてしまったら…。

ここで見ていただく動画の舞台は、ドイツのミュンヘン空港。ある男性が飛行機に乗りおくれそうになったものの、驚異的な身体能力で空港内を駆け抜けてフライトに間に合う、というストーリー。それにしても、このスピード感は見ていてスカッとする!

サムネイルはまさに飛行機にギリギリ「飛び乗る」瞬間ですが、このシーンに至るまでの数分間を巻き戻してみましょう。

現実世界とリンクする
フィジカルアート

動画は、男性が空港でチェックインしている時に最終の搭乗アナウンスが流れてくるところからスタート。時計を確かめ、フライトの時間が迫っていることを知ります。

すると男性は手荷物を放り込み、身体ひとつでダッシュ!

動く歩道ではトリッキーなアクションで手すりの上を歩いて人々を避けて先へ進み、スタッフが移動するための車に飛び乗って相乗りしちゃったり。さらには金属探知では並んでいる人々をよそに、荷物を検査するためのゲートをくぐったり、やりたい放題。

男の子なら誰もが一度は妄想しちゃうようなアクションを実際にやっちゃってます。

さらに後半では、追いかけてくる警備員を交わしながらもどんどん前進。荷物用のすべり台を使ってやっと飛行機にたどり着くと、最後は搭乗口に向かって大ジャンプ!

と、あえて言葉で長々と説明してみましたが、百聞は一見にしかず。

オートバイやスノーなど、そもそも非現実的に見えるエクストリームスポーツと違い、パルクールは「現実とのミクスチャー」で夢を与えてくれますね。

走ったり、跳んだり、登ったり、身体能力を限界まで引き出し、その場のあらゆる物を利用して効率的に移動するパルクール。動画の主人公Jason Paulは、その第一人者。数年前にはファミコンの横スクロールアクションゲーム世界を再現した動画や、東京渋谷の混雑した街中を駆け抜ける動画でも話題を集めました。

見ての通り、この空港での騒動も「そう来るか!」という奇想天外なアクションフローばかり。すごく爽快なんですが、皆さんマネしてはいけませんよ。いや、マネできないか…。

Licensed material used with permission by Red Bull Content Pool
Photo by Jaanus Ree/Red Bull Content Pool
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。